
"cutting edge culinary technique and ingredients"だそうな。
N.Y.で行ってみたかったレストランのひとつ、wd-50へ。
旅行者の私には物騒に見える(が、人気の)エリア、Lower East Side(LES)にある。
長髪、眼鏡の”博士”っぽいルックスのオーナー・シェフ、Wylie Dufresne氏が創り出す実験的な料理の数々。米国人食べ物ブロガーのブログで料理の写真を見て、
「おもしろそう」とチェックしていたのだ。
店のHPからオンライン予約へ。
日にち、時間、人数を入れると、予約請負会社が可能性のある時間帯を教えてくれる。「テーブルに花束を届けます」などというウェブ広告に驚きつつ、予約完了。すぐに確認のメールが送付されてくるので安心だ。さすがアメリカ。
れんが造りのカジュアルな雰囲気。暗めの照明のテーブルから見える妙に明るいキッチンはこの日、
ソフトモヒカンっぽい髪型、縦ストライプのタブリエがポップな感じのスー・シェフが仕切っていた。
サルデーニャの楽譜パン、carasauみたいなパンからスタートしたディナーは、「これ、食べたことがあるけど何だっ

け?」なオリエンタルな食材あり、初体験の意外な食材の組み合わせあり、そして化学的なアプローチから生み出される、まか不思議な料理のオンパレードだった。
(数カ月前のことで記憶があいまいです。すみません、写真だけお楽しみください。写真はクリックすると大きくなります)
①イカのかわきものを戻したようなもの。甘酢味だった?
②ピーナッツバター味?
③フォアグラの紐、あられまぶし。
④リドヴォーのカツ、だったか?
⑤薄切りハム。甜麺醤っぽいソース添え。
⑥コンソメ。謎の白玉入り。と思ったら、French onion soupだそうだ。
⑦スイカ+貝の一種。種に見えるのは豆鼓。
⑧不明
⑨デザートその1
⑩デザートその2 soft chocolate, avocado,licorice, lime
⑪デザートその3
⑫ミニャルディーズ
ニューヨーク版ミシュラン一つ星の店。
料理に化学を取り入れるシェフとして、エル・ブリのF・アドリアやP・ガニェールを引き合いに出した記事も見か

けたが、N.Y.風に味付けするとこうなるか。洗練性や味わいの面で、両者と比較するのは厳しいというのが正直な感想。
ネットのクリティックでも、「すばらしい!」と手放しで絶賛する意見がある一方で、「NASAの宇宙飛行士の食事のほうがマシ」と言うような手厳しい意見も。

ただ、化学料理法を用いることで、斬新な発想を皿に仕立ててしまう表現力はすばらしい。例えば、紐状になったフォアグラ。キューブ状のフライになったマヨネーズ。etc,etc。
「これは一体???」

未知なる体験の連続だ。おいしいだけの料理では飽き足らないニューヨーカーを引きつけてやまないのは、この”知的おもしろさ”なのだろう。

○wd-50
50 Clinton Street
New York, NY 10002
TEL:212.477.2900
http://www.wd-50.com