アメリカ

2008年12月18日 (木)

Banana-Bran Muffins

 

Img_1705_2_2 「朝のフルーツは、金!」

 とのことで、朝食に果物を並べるようにしている。

 朝だけはヨーロピアン
な我が家。(”軽め”という意味です)
 包丁の手間がかからないバナナの出番が多いのだが、頻繁に置いておくと飽きられ、翌日にパス、また翌日に・・・と、気づいた時は熟れすぎに。

 

 もし、2本余っていたらバナナケーキやマフィンにする。
 青みがかった若いバナナが好きだが、お菓子に使うならば、やはり、甘み、香りともに強い完熟バナナだ。

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 「もうすぐだな〜」
 皮が段々黒くなっていくのを見守りながら数日を過ごしたものの、雑事に追われ、お菓子を作る”心の余裕”がなくなってしまい、機を逸することも少なくない・・・。

 冷凍してみる?


 

                      

 ※今回作ったのは、普通のバナナとモンキーバナナ(というのかな?)3本で、バナナ・ブラン・マフィン

Img_1758_2 しっとり、どっしりタイプのマフィンが好きなので、レシピはバターたっぷりめのアメリカンで。今回は愛用のWilliam Sonoma『Muffins & Quick Breads』より。

 

 クルミも1.5倍くらい多めに投入し、ブランのジャリッ、クルミのコリッのうれしい歯ごたえに。軽く温め、ヌテラとバターを塗って、いただきます!

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2008年11月25日 (火)

道具馬鹿一代  ⑰ココット

 

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 『料理通信』12月号によると、STAUBココットに代表される、黒船ならぬ”黒鍋”が日本のレストランで人気なのだとか。

 外国人の友人にプレゼントするばかりで南部鉄器はひとつも持っていないのに(欲しい!)、STAUBLe Creusetは複数持っている。
 下ごしらえをしておけば、あとはオーブンが調理してくれる。ブフ・ブルギニヨンなど煮込み料理に最適な鍋だ。

 ココット鍋に入っているだけで素朴な料理がおいしそうに見える、不思議な効果も見逃せない。特に黒い鍋には、黒い皿が料理を垢抜けて見せるのと同様、料理を美しく見せるエステティックな効果があるのだ。

 

 渡仏した当初、日本ではル・クルーゼの人気が圧倒的だったせいもあり、最初のソルドではル・クルーゼをいくつか買った。
 コルドンに通ったり、フランスの料理雑誌を読んだり、道具街をうろついたりするうちに、ストウブ派に移行。マイ・ファースト・ストウブ31㎝のオーヴァル(黒)だった。
 プロ仕様なデザインはもちろん、コンロやクッキングヒーター上よりオーブンでの使用が多いため、取っ手が金属のストウブに軍配が上がったのだ。

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 ストウブのラインナップはどれも心引かれるものばかりだが、なにしろ重い。スタッキングできないので場所もとるため、思うように買い足すことはできなかった。ソルド時期に安くなって売られているのをうらめしく眺めるばかりだった。

 そんな後ろ髪引かれまくりの私に、仏人の友人がプレゼントしてくださったのが、ル・クルーゼの陶器製のココット(ラムカン)。直径10㎝程度のミニ・ココットはかわいらしく、眺めているだけで幸せな気分になる。
 リエットやピクルス、ジャガイモのピュレを入れたり、スープや茶碗蒸しに使ってもいいスグレものでもある。(写真右は、アルマーニ先生のルセット"oeuf en cocotte a la tomate fraiche"にインスパイアされ、余りもののミートソース、チーズ、卵で作ったココット料理)

 

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 実は、帰国後、いまだに大型オーブンを買えずにいるため、ほとんどのココット鍋がオーブンに入らず、お蔵入りしている状態。黄色のストウブ(写真左)など、箱に入った新品のまま。宝の持ち腐れとはこのことだ(実際には腐れませんが)。

 

 ストウブのミニ・ココットを使うたび、その熱伝導や保温性の良さ、そして醸し出す雰囲気に「やっぱりいいな」と思う。20㎝くらいのコンパクトなサイズのストウブを買っておけばよかったと悔やむのだった。

 

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 ”黒鍋人気”到来円高還元で、日本での価格がぐぐぐっと下がることを密かに期待しているのだが・・・。

 





 ※買い損ねて製造中止になってしまい、ずっと探しているナス色のストウブN.Y.Zabarsのキッチン用品売り場で見つけたのだが、重いのと、フランスに住んでいながらフランス製の鍋をアメリカで買うことが愚行に思え、買う気になれなかった。
 こちらも今、心から後悔している・・・。在庫情報、求めます。

 

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2008年9月29日 (月)

幸せのコブミカン!

Img_4942  「幸せのレシピ(No Reservations)」(2007年・米)をDVDで見た。

 インタビューでは、普段は料理を全くしないと答えていたキャサリン・ゼダ=ジョーンズだが、さすが女優。危なげなく、完璧主義者のシェフを演じていた。集中して、慎重にソースをたらすシーンなんて、ジェラシーを感じるほどかっこよかった。

 

 もちろん、料理の映像満載。中でも印象に残った食材が、「コブミカンの葉」
 トム・ヤム・クンなどタイ料理のマスト・アイテムらしい。
 タイ語ではバイマックルー(bai makrut)、英語ではkaffir lime leaf
 葉が2つ連なったような珍しい形の葉っぱで、フレッシュと乾燥のものがある。
Img_2473 映画の中では、N.Y.のチャイナタウン(写真右)で売られていた。


 映画では、意外な食材・・・として登場するが、実はフランス料理でも、その果実”エキゾチックな食材”として取り入れられている。フランス語ではCumbava
 私が出会ったのは、スタージュ先のレストランで。文字通り、ゴツゴツした緑の皮を魚料理のアクセントに使っていた。柚子っぽい。

Mv5bmti1nzq5mzu1ov5bml5banbnxkftz_3  アジアの食材のイメージが強いが、レユニオン島マダガスカル郷土料理でも用いられる食材らしい。Le poulet au combava(コブミカン風味の鶏料理)、cari d'espadon au combava(コブミカン風味のカジキのカレー)など鶏、魚料理に合わせるルセットを見つけた。現地では”combava”とつづるとか。

 スパイスの魔術師(と今も呼ばれているのかな?)、オリヴィエ・ローランジェL'huile de cumbavas(コブミカン・オイル)を売っている。
 HPでは食べ方の映像を見ることができる。
 粗塩と海草を敷いた皿に殻を開けた大粒のアサリ(生)を並べ、ライム汁、セルフィーユを散らし、仕上げにスポイドでオイルをタラリ、タラリ。柑橘類と潮の香りが今にもぷんと漂ってくるようで、実においしそう。

 サフランソースに合わせるのもおいしそうだが、最小限の要素でいただく、こちらのほうが、私好みだ。

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 ※私のバイマックルー・デビューは、タイ風グリーンカレーのキット(写真右)。ブーケガルニの要領で食べる前に取り除いて供するのか、入れたままでいいのか、タイ料理の作法がわからない。どなたか教えてください。
 フレッシュなものはさらに香り高いと聞いて以来、いつか出会う日を待っている。

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2008年9月11日 (木)

あれから7年

 

P1130348_2 あの日から7年がたった。

 あの日、遅めの夏期休暇でハワイの島に滞在していた私は、空港閉鎖により、それから数日間、島に閉じこめられてしまった。

 

 なすすべもなく、テレビのニュースを見る。
 信じられない光景が何度も何度も繰り返し放送されているというのに、見ている私のいる場所は嘘みたいに平和なのが奇妙だった。

 

 去年、ニューヨークに行ったとき、7年前の悲惨な事件を伝えるメモリアル・ミュージアムを訪れた。
 ぐにゃりと曲がった鉄骨、何十階も階段を下りて、すり減ってしまったパンプス、行方不明の家族を探す”尋ね人”のポスター・・・。すべてが生々しすぎて、見ているだけで苦しいし、つらい。
 思いもよらない事件に巻き込まれ、亡くなった方々やご家族の無念を思うと、胸に込み上げてくるものがあった。

 再建中のワールドトレードセンター(WTC)跡地を眺めていると、ふいに、初めてNYを訪れた時、WTCからこの街を見下ろしたことを思い出した。
 視界が霧でかすむようなビルの高さに驚き、アメリカのすごさを体感した瞬間だった。
 世の中は、今よりずっと単純だった気がする。
 

 あれから20年余り。あの建物は、跡形もなく消えてしまった。

 静かにたたずむ親子は、何を考えているのだろう?


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2008年3月21日 (金)

ミュゼめし!(番外編) ②American Museum of Natural History

 

Img_2142 12年ぶりと言う円高のニュースに、心は、昨夏訪れたニューヨークへ。

 新生MOMAを訪れるのも楽しみだったが(以前訪れた時はブルックリンで仮設だった)、映画『ナイトミュージアム(La Nuit Au Musee)』を見て以来、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)を再訪するのを待ち遠しく思っていた。

 そのスケールは体験済み。
 パリの国立自然史博物館(Musee National d'Histoire Naturelle)は一番通った場所のひとつだし、ロンドンのNatural History Museumも良かったが、ニューヨークのそれはケタはずれの広さ、充実度。

Img_2164  恐竜の骨、シーラカンスの化石なども迫力があるが、飽きずに眺めてしまうのが、米国の動物のはく製の展示だ。写真家、杉本博司氏の作品『Dioramas』シリーズでも取り上げられているからご存知の方も多いと思う。
 はく製の技術がスゴイのか、背景作りがウマイのか。あまりにもリアル。動物園以上の臨場感にたじろぐほどだ。

 予約したプラネタリウムの時間までずいぶんある・・・といったんミュゼを後にし、向かったのはホットドッグの店、Gray's Papaya。75th、74th、「まだかなあ」と数ブロック歩き、71st streetまで来ると見覚えのある街並みが。

 

Img_2176  『You've Got Mail』『Sex and the City』などNYを舞台にした映画やTV番組で何度も登場した有名店だが、安くて手軽なおいしさのせいなのか、店は観光客と地元の人でごった返している。

 ホットドッグ2個とドリンクの”Recession Special"を頼み、カウンターに隙間を見つけ、マスタードとケチャップをたっぷりつけてほうばる。3.5ドルくらいだったか? 今の為替だと350円以下。前は2.75ドルだったとか。すごすぎる。
 熱々のホットドッグは案外小さくて、ペロリと食べてしまう量。そう言えば、以前訪れた時は、3個食べても食べ足りなかったのを思い出し、ザワークラウト入りを追加した。

Img_2180 パンはねちっとしているし、ジュースは色水みたいだし、美食家の人なら眉をひそめそうな店だが、NYのおいしい思い出の筆頭に必ず浮かぶのが、この店のホットドッグなのだ。他の場所では食べられない独特の味、とでも言おうか。これぞN.Y.。


 サクサク食べて、リフレッシュ。
 急ごう、T-REXが私を待っている。偉大なる自然の世界に舞い戻ったのだった。


 ※今回のもうひとつの収穫。

 併設のプラネタリウム、Hayden PlanetariumCosmic Collisionsというスペース・ショーを見たのだが、ナレーションをロバート・レッドフォード(!)がつとめる贅沢な作り。ホットドッグで満腹になり、眠ってしまうかも・・・と心配していたが、衝突して砕け散る石をよけようと頭を振ってしまうほどの迫力、見ごたえある内容に大満足したのだった。

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○American Museum of Natural History
 Central Park West and 79th Street
 New York, NY, 10024-5192
   http://www.amnh.org/

○Gray's Papaya
   2090 Broadway, Corner 71st
   New York NY
   TEL:(212)799-0243

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2008年1月14日 (月)

エル・ブリ N.Y.風味  ーwd-50ー

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 "cutting edge culinary technique and ingredients"だそうな。

 N.Y.で行ってみたかったレストランのひとつ、wd-50へ。

 旅行者の私には物騒に見える(が、人気の)エリア、Lower East Side(LES)にある。P1130264

 長髪、眼鏡の”博士”っぽいルックスのオーナー・シェフ、Wylie Dufresne氏が創り出す実験的な料理の数々。米国人食べ物ブロガーのブログで料理の写真を見て、 「おもしろそう」とチェックしていたのだ。P1130265

 店のHPからオンライン予約へ。
 日にち、時間、人数を入れると、予約請負会社が可能性のある時間帯を教えてくれる。「テーブルに花束を届けます」などというウェブ広告に驚きつつ、予約完了。すぐに確認のメールが送付されてくるので安心だ。さすがアメリカ。

P1130267 れんが造りのカジュアルな雰囲気。暗めの照明のテーブルから見える妙に明るいキッチンはこの日、 ソフトモヒカンっぽい髪型、縦ストライプのタブリエがポップな感じのスー・シェフが仕切っていた。

 サルデーニャの楽譜パン、carasauみたいなパンからスタートしたディナーは、「これ、食べたことがあるけど何だっ

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け?」なオリエンタルな食材あり、初体験の意外な食材の組み合わせあり、そして化学的なアプローチから生み出される、まか不思議な料理のオンパレードだった。

(数カ月前のことで記憶があいまいです。すみません、写真だけお楽しみください。写真はクリックすると大きくなりますP1130272

 ①イカのかわきものを戻したようなもの。甘酢味だった?

 ②ピーナッツバター味?

 ③フォアグラの紐、あられまぶし。

P1130275 ④リドヴォーのカツ、だったか?

 ⑤薄切りハム。甜麺醤っぽいソース添え。

 ⑥コンソメ。謎の白玉入り。と思ったら、French onion soupだそうだ。

 ⑦スイカ+貝の一種。種に見えるのは豆鼓。

P1130277 ⑧不明

 ⑨デザートその1

 ⑩デザートその2 soft chocolate, avocado,licorice, lime

 ⑪デザートその3

P1130280 ⑫ミニャルディーズ

 

 ニューヨーク版ミシュラン一つ星の店。

 料理に化学を取り入れるシェフとして、エル・ブリのF・アドリアP・ガニェールを引き合いに出した記事も見か

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けたが、N.Y.風に味付けするとこうなるか。洗練性や味わいの面で、両者と比較するのは厳しいというのが正直な感想。

 ネットのクリティックでも、「すばらしい!」と手放しで絶賛する意見がある一方で、「NASAの宇宙飛行士の食事のほうがマシ」と言うような手厳しい意見も。

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 ただ、化学料理法を用いることで、斬新な発想を皿に仕立ててしまう表現力はすばらしい。例えば、紐状になったフォアグラ。キューブ状のフライになったマヨネーズ。etc,etc。
 「これは一体???」

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 未知なる体験の連続だ。おいしいだけの料理では飽き足らないニューヨーカーを引きつけてやまないのは、この”知的おもしろさ”なのだろう。

 

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 ○wd-50
   50 Clinton Street
   New York, NY 10002
   TEL:212.477.2900
      http://www.wd-50.com


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2007年12月24日 (月)

OREO好きなもので。



Img_3673_2  OREO好きなので、N.Y.のスーパーで”Golden OREO”なるものを見つけると、迷わず買った。

 見たことがない真っ黄色のパッケージと”Original”と書かれているのが目をひいたのだ。

 ヴァニラ味のクッキーに同じクリームが挟まれている。期待しすぎたのか、おなじみの黒オレオほどではなかった。似て非なるもの。やはり、オレオは黒いチョコレートクッキーでなくては。
 そう思わせるのが、4900億枚20世紀で最も売れたクッキーたるゆえんなのだろう。(参考:wikipedia

 フランスも例外ではなさそうで。

 『Je veux du chocolat』などの著作で知られる料理研究家Trish Desseineのレシピ本『my cuisine』にも”Oreos a la glace coco, sauce chocolat(オレオのココナッツアイス風味、チョコレートソース添え)”として登場。

Img_3831  普段アイスクリームをあまり食べない私でも、オレオ入りだとぐっと引かれる。アイスの中にところどころサクサクしたオレオが入った食感が好きなのだ。
 そうだ、自分で作れば良かったのだ。

 さっそく、Trishのルセットをマネて作ってみた(と言っても重ねただけですが)。

 ココナッツアイスはないので、ヴァニラアイスをオレオでサンドイッチ。上からたらりとチョコレート・シロップをたらす。調子にのってイチゴ・ジャムまでかけてみた。

 当然、オレオ入りアイスより食べ応えあり。OREO好きなら、ぜひ。

 

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2007年9月20日 (木)

あこがれのBBQ

P1130754  友人宅でバーベキュー・パーティー

 広い庭には大きなピクニック・テーブル。そしてバーベキュー・グリル。

 慣れた手つきで火をおこし、マリネした骨付き豚肉アンドゥイエットソーセージブダン・ノワールなどを次々と焼き、ふるまってくれた。ごちそうさまでした。


 炭火で焼いた食べ物は、なぜ、かくもおいしいのだろう?
 ステーキはもちろん。いつものハンバーグも、バーベキュー・グリルで焼くと数倍おいしさが増す。そのハンバーグを挟んで作るハンバーガーは天国の味わいだ。

 アパート暮らしではまねできない贅沢・・・。でも炭火焼きしてみたい・・・と思っていたら、グッドデザインの卓上七輪を発見。炭火で焼いたサンマ・・・おいしそう。買ってみようかと真剣に思案中なのだ。


 

Img_8003  旅先での炭火焼きのおいしい思い出をご紹介。

 

 ドイツ、フランクフルトにて。
 円形の巨大な網の上でいろんな種類のソーセージが炙られ、あたり一面においしそうな匂いが漂っている。
 パンに挟んでもよし、輪切りにスライスしてもらってもよし。(←専用の機械でカットしてくれるのだが、ちょっとこわい)
 マスタードをたっぷりつけ、パリッと焼けた香ばしいソーセージにかぶりつく。熱々、ジューシーだ。ついつい引きつけられて、何度もビールを片手に食べてしまった。


135  トルコ、イスタンブールにて。
 トルコと言えば、シシカバブ
 男性たちの憩いの場みたいな、炉端焼き風のこの店では、小さく切った肉片を50㎝以上はありそうな長い鉄串にさしたものを、炭火で焼いている。串刺しのトマトもある。
 隣に座った地元の人が食べ方を教えてくれる。添えられた薄いパンを使って肉を串からはずす。野菜と一緒にパンで包んで食べるのだとか。


P1130320  米国、ニューヨークにて。
 ずっと行ってみたかった超有名ステーキ・ハウス、Peter Lugerへ。
 予約したにもかかわらず30分も待たされたけれど(←普通のことらしい)、待ったかいのあるおいしさだった。
 大きなTボーンステーキが熱々の皿に、ダイナミックに盛られてやってくる。ほどよく脂がのった肉は、かみしめるほどに味わい深い。炭焼きの香りが鼻を抜けていく。すばらしい。
 肉がまだたっぷりついた骨をドギー・バッグにする地元の人たちがうらやましかった。
  http://www.peterluger.com/


 在N.Y.の知人の方に教えていただいた炭火焼き鳥の店、鳥人P1130253
 オープンする17時半にはすでに行列ができる人気の店。
 そうだろう。
 日本と違わない、おいしい焼き鳥が待っているのだ。パリとはちょっと違う。
 きりりと頭を手ぬぐいで巻いたお店の方が串を焼くのを眺めながら、陶器のコップにつがれた生ビールとともにいただく。感涙。日本と同じ、きびきびとしたサービスの方の心遣いにも感激。
 つくね、レバー、ハツ、ボン・・・何本頼んだのかわからないほど夢中で食べたのだった。
 ○焼き鳥 鳥人 (とっと)
  251 W. 55th St.
  TEL: 212-245-4555

 

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2007年8月29日 (水)

道具馬鹿一代  ⑫Microplaneのおろし金

 

 

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 「料理王国」も取り上げていた。
 スタージュ先のキュイジニエの方も使っていた。「いいですよ、これ」と薦められた。
 一つ星レストラン、Les Magnoliasでも、サービスの人が使っていた。
  そして、先日見た映画、「Ratatouille(レミーのおいしいレストラン)」のキッチンでも!

 

 ずっと欲しかった、Microplaneのおろし金
 アメリカ製
 パリでも売られているが、ニューヨークに行った時に買おうと、我慢すること数年。

 念願かない、SOHODEAN&DELUCAのキッチン用品売り場で買うことができた。14ドルだった!
 用途別に種類があり、コンパクトなサイズもあり迷ったが、万能タイプを選択。

 さっそく使ってみる。
   従来のおろし金と決定的に違うのは、削ったり、すりおろしたりするのではなく、"photo-etching"という工程を経て作られた”刃”でスライスする点。
 ハンドル付きで、おろす物ではなく、おろし金を動かす点も違う。

 ショウガのかけらなど、小さいものは慣れないとちょっと難しい。
 反対に、パルミジャーノのかたまりやレモン・ゼストをすりおろすのは、おもしろいくらい楽ちんだ。
 おろした物もすっと取り除け、ロスが少ない。目詰まりもほとんどなし。食洗機にもかけられる。プラスティックのカバー付きだから、安全に収納できるのも良い。

 なにより、スルスルとすりおろす感触が癖になる。
 「なにかおろすものはないかなあ・・・」
 おろし金を片手にキッチンをゴソゴソ探る様は、かなりアヤシイ。


 

 ○Microplane
  http://www.microplane.com/

 

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2007年8月25日 (土)

Breakfast In America

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 バラララ、バラララ、バラララバラララバラララ。(Gym Class Heroes風に)

 

 夏休みに米国・ニューヨークに出かけた。

 パリから約8時間のフライトだが、普段はシェンゲン内ばかり、すーいすいと旅している身には、セキュリティ・チェックを経て搭乗するまでの道のりが永遠に感じられた。

 久しぶりの大都会。
 人混みにもまれ、タクシーを呼び止める大声にビクッとし、外税に慣れていないため、レジでモタモタ。
 パリからのこのこ出かけてきた私はすっかり「田舎のネズミ」状態だ。

 

Img_24332_3  朝、パリッとしたスーツに磨かれた革靴の”ニューヨーカー”たちが、街角に立つワゴンで朝食のマフィンやドーナツ、フルーツを買い、さっそうとオフィスへ向かうのを眺めていると、なんとなく、ひとり、置いてけぼりにされた気がした。

 流れる空気、リズムが明らかにパリとは違うのだ。

                          

 滞在中、雨が多かったのだが、レインシューズ(ゴム長靴)をはいた女性がなんと多いこと!
 カラフルな柄からシックな乗馬風、はたまたバーバリー柄まで。こんな流行さえも知らなかった。

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 5番街のアップルストアで、話題のiPhoneをいじって遊ぶ。

 すごい。
 ほしい。
 手のひらの上に世界が広がる感じだ。
 最先端では、こんなスグレモノが売られているとは。

 

 ますます置いてけぼりにされた気がしてくるのだった。


                          

   ○Apple Store Fifth Avenue
   767 Fifth Ave.
   New York, NY 10153
   (212) 336-1440
   http://www.apple.com/retail/fifthavenue/

 

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 ※典型的なアメリカン・ブレックファストは食べずじまい。
 代わりに、おのぼりさん気分で、こんなカップケーキを買ってみたり。てんこ盛りのアイシングが、さすがアメリカ。


 

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2006年10月25日 (水)

シーザーサラダの作り方

 「2つで1ユーロにしておくよ!」と言われ、つい、買ってしまったローメインレタス。帰宅してみると、思った以上に大ぶりだった。
 
 がんばって食べなければ、とシーザーサラダを作ることにした。

Img_1720 ところが、よく食べているのに、いざとなると作り方を知らない。

 ネットで調べると、アメリカ伝統料理の一皿といえるレシピだけに、その歴史から作り方まで、かなりこだわりがあることがわかった。諸説あるようなので、私なりに統合して、作り始めた。

 用意するものは、ローメインレタス、クルトン、ニンニク、卵、パルミジャーノ、レモン汁、オリーブオイル、ウスターソース。

 レタスは適当な大きさにちぎり、冷蔵庫で冷やしておく。バターかオリーブオイルを塗り、サイコロに切ったパンをオーブンでトーストし、表面にニンニクをこすり付ける。

 ニンニクをこすり付けたボウルに、レタスを入れる。塩・胡椒、オリーブオイル、レモン汁、ウスターソースを加え、馴染ませる。coddled egg(コドルド・エッグ)という、1分間さっと茹でて冷水に取った卵を加えて混ぜる。最後に、おろしたパルミジャーノを大量に加え、クルトンを散らしてできあがり。

 知らなかったのは、コドルド・エッグウスターソースを加えるところ。アンチョビを加えるレシピもあったが、「ウスターソースに魚の風味がかすかにあるので入れなくて良い」という説もあるので、お好みで。あらかじめドレッシングを作り、レタスと合えるレシピもあった。
 

 米国では、客の目の前でシーザー・サラダを作ってくれる店もあるらしい。ドレッシングの材料を加える順番を確かめるべく、一度、実演を見てみたいものだ。

                                                  

 ○シーザーサラダに関するオススメサイト
  シーザーサラダ友の会 http://maple.doshisha.ac.jp/etc/caesar/index.html
  Caesar salad History http://whatscookingamerica.net/Salad/CaesarSalad.htm

 ※調べてみると、シーザーサラダの誕生には諸説あるらしい。
  諸説その1:1903年にシカゴのThe New York Cafeという小さなレストランで働くイタリア人シェフ、ジャコモ・ジュニア氏がサラダにちょっぴり苦味を加えようとコス・レタス(ローメインレタス)を加えたのが始まり。最も偉大なイタリア人、ジュリアス・シーザーの名をサラダにつけたという説。
  諸説その2:最も有力な説。1924年メキシコのティワナのレストランで、Caesar Cardiniさんが、独立記念日の週末、食材が売り切れ、残った材料で客の前でサラダを作ったのが始まりだという説。材料とボウルを載せたワゴンで登場し、卵、ガーリック風味のクルトン、パルミジャーノを加えたサラダなどそれまで存在しなかったから、瞬く間に評判になり、クラーク・ゲーブルといったセレブもこぞって食べに来たという。

 はてさて。サラダの名前の由来は、ジュリアス・シーザーなのか、シーザーさんなのか。

 日本で言えば、ハヤシライスの由来をめぐる諸説のよう。ひとつ、確かなのは、シーザー・カルディニさんがドレッシングのパテントを取り、"Cardini's Original Caesar dressing mix" として販売していることだろう。
  

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2006年2月 8日 (水)

NYの「おいしい」。

 Chiliのことを書いたら、NYに行きたくてしょうがなくなった。毎日”フレンチ漬け”で、少し逃避モードなのかもしれない。

 2年前の冬に行ったNYは、食の都だった。

 Union Square Cafe、Grand CentralのOyster Bar、Ess-a-Bagel、H&H Bagels 、Sarabeth's Kitchen、PAPAYAのホットドッグ・・・。ブロックごとにあると言ってもいい程のスターバックスの数! パリから訪れるNYは、何もかもが本当に新鮮だった。

donutsplant その頃はブログの存在など知らず、食べ物の写真をあまり撮っていない。残念!

 "おいしい思い出"をアップしておきます。 

 ○Doughnut Plant
    379 Grand Street
    Tel:(212)505-3700
  朝7時~売り切れまで
   
  日本にも進出しているドーナッツプラント。サイトを見ると、日本のほうが店の数が多いのでは? 写真ではわかりにくいが、大きい。でもぺロリと食べてしまえるから、不思議。
  もちろんパリにはないので、箱で買って持ち帰り、冷凍保存。同じく、エッサベーグルで買い冷凍保存したベーグルとともに、チビチビ大切に食べたのだった。


carnesando ○Carnegie Delicatessen
    854 Seventh Avenue at 55th Street
    Tel:(212)757-2245

    あまりにも有名すぎるパストラミ・サンドイッチをテイクアウト。またまたパリにはないおいしさがうれしくて。お店で食べるとついてくる、ボウルに山盛りのピクルスも食べたかったけれど。 

 今日受信したメールの中に、パリ-NY往復、367ユーロという広告が。パリから8時間くらい。”弾丸ツアー”で行ってもいいかも。

 ○おすすめサイト「New York美食倶楽部」
   http://www.n-y-g-c.com/

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2006年2月 7日 (火)

Some Like It Hot!  -Chili-

 Some Like It Hot.

 と言っても、M.モンローの代表作「お熱いのがお好き」ではない。リアル・タイムで80'sを聴いていた私だと、The Power Stationのヒット曲。
  でも今日は”辛いのがお好き”と訳しましょう。

 Chili(チリ)。またはChili con Carne(チリ・コン・カルネ)chili

 パワーステーションでロバート・パーマーがコブシをまわして(!)歌っていた頃、米国の片田舎で多感な(!?)高校生活を送っていた。ホームステイ先のお母さんの料理で一番好きだったのが、チリだった。

 ホスト・マザーは10年前に他界。”渋いオヤジ”の名を欲しいままにしていたR.パーマーも2年前、突然パリで亡くなった。月日は経ったわけだが、この米国家庭料理は私のなかでちゃんと生き続け、今では得意料理の一つとなった。

 でも本家のおいしさにはかなわない。ニューヨークで食べたチリは「う~」とうなるおいしさ。米国にはInternational Chili Society(国際チリ協会!?)なる団体があり、”本物のチリ”を追求すべく、毎年、大会を開催。「オレのチリが一番!」「いや、私のが」と競っているらしい(たぶん)。いつか行ってみたいものだ。harico

 フランスでは缶入りのキドニービーンズ(haricots rouges)を置いている店が少なく、しかも結構高いので、豆から煮る。一晩水に漬けた豆をフィスラーの圧力鍋で短めに調理。他の材料と一緒にル・クルーゼに入れ、フタをしてゆっくり煮る。時々、鍋をかきまぜて。

 鼻歌はもちろん、Some Like It Hot(つくづく変な歌詞だ・・・)。

 ○パトリシアのチリ
 ニンニクとタマネギのみじん切りを炒める(セロリを入れてもおいしい)。牛ひき肉も色よく炒める。野菜と肉を合わせ、チリパウダーを加えてさらに炒める。キドニービーンズ、トマト水煮、トマトペースト、赤唐辛子、塩コショウを加えて煮れば、完成。フランスに来てからはブーケガルニも加えるように。
 ボウルに盛り、刻んだチーズとタマネギみじん切り(生)、タバスコをお好みで。ハラペーニョがあればなお良い。クラッカーを上からバリバリ砕いて、まぜて食べよう。

poudre※NYの本当に”スーパー”なスーパー、ZABERSで買いだめしていたチリパウダーがついになくなり、しぶしぶフランスのを買ってみた。あの黒っぽさがなくて、少し不満。あー、NYに行きたい!

  
○International Chili Society(ICS)
http://www.chilicookoff.com/

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