レストラン情報

2011年6月 5日 (日)

homemade granola aux 美生柑


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 宇和島特産美生柑(みしょうかん)をたくさんいただいた。ありがとうございます。

 文旦(ぶんたん)から生まれた品種で、和製グレープフルーツとも呼ばれ、穏やかな酸味、さっぱりとした甘みが特徴だという。

 

 「皮はマーマレードにしてもおいしい」というので、もしかしたらおいしいかも・・・と自家製グラノーラに入れてみた。

 

 

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 オーツ、ひまわりの種、ナッツ、ドライフルーツを混ぜたボウルに、すりおろした美生柑の皮を加える。
 温めたバター&蜂蜜を回しかけると、柑橘系のなんとも良い香りが立ち上った。



 

 

 

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 黄金色に焼き上げ、さっそく美生柑の果実とヨーグルトを添えていただいた。

 

 穀物の香ばしさの中に、柑橘の酸味や苦みがところどころに現れ、なんと爽やかなこと!

 そのままをスナックでいただいてもおいしい。

 グラノーラを入れたジャーの前を通る度、ついついつまみぐいしてしまうのが難点。






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 ※最近のグラノーラ・コレクション

 

 ○Urth Caffe

  LAで人気のオーガニックカフェ、「アース・カフェ」のグラノーラをおみやげでいただいた。ありがとうございます。
  ブルーベリーやクランベリー、ひまわりの種が入り、スパイシーな風味。

 

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 ○Rose Bakery
  塊がゴロゴロしていて、噛みごたえアリ。穀物の種類もいろいろ。

  

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2011年3月 5日 (土)

『フルーツサラダの歌』のなぞ

 

 

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 若い世代の人はたぶん知らないだろう。

            
 NHK「みんなのうた」でよく聞いた「フルーツサラダの歌」
 ペギー葉山さんがはつらつと歌いあげていた。

 一緒に歌いながらも納得できなかった。
 変てこりんな歌詞だった。

                       
 なぜ、「フルーツサラダ」が「じょりじょりじょり」なのか。

 リンゴをかんだときのサクッとした感じを言っているのだろうか。
 それともパイナップルをかみしめたときにジュワッと出る果汁のことを言っているのだろうか。

 そもそも、フルーツサラダってなんだろう?
 子どもながらに頭を悩ませたものだ。

 

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 歌の存在も忘れてウン十年後。

 意外な場所で謎はあっけなく解けた。
 渡仏後、家族が学校で習ったと口ずさんだ「salad de fruits」
 フランス語だが、メロディはまったく一緒。
 フランス語の歌だったのだ。

 「ジョリ、ジョリ」とは擬音ではなく、「美しい」のjolieだった。
 長年の疑問が一瞬にして解けて、異国で一人、かなり興奮したのだった。


 ちなみに、わけがわからず歌っていたフランス語は結構ある。
 「クラリネットをこわしちゃった」の歌詞で「オーパキャマハード、パキャマハード、パオパオパ」も、「Au pas, camarade」のことだった。
 これも子どもながらに「『オーパッ』って終わり方ってなに〜?」と不審に思っていたのだ・・・。



 

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 ※写真上は、「ローズベーカリー丸の内」のフルーツサラダ。
 salad de fruits は日本ではなかなかお目にかかれないメニューだから、ありがたい。

 

 写真左は、16区のビストロ、A&Mでデザートにいただいたsalad de fruits
 さっぱりしているので、ボリュームのあるメインの後でもペロリ。

 ちなみにローズさんは川久保さんの義理のお姉さん。日本でなぜか義妹説が広まっていますね・・・。

 

 ○ローズベーカリー丸の内
  東京都千代田区丸の内2-1-1
  明治安田生命ビル1F
  TEL:03-3212-1715

 ○A&M
    136 Bd.Murat
    75016 Paris, France
    TEL:0145273964

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2010年12月23日 (木)

ぼくらが旅に出る理由  ⑧Premiere Pression Provence(PPP)

 

 Rose Bakeryが来年、ついに日本上陸

 レシピ本の日本語版も発売中。コム・デ・ギャルソンとのコラボ・ヴァージョンは”瞬殺”で売り切れたのだとか。欲しかった・・・。
 焼き菓子好きとしては、飾り気はないけれど味わい深いケーキスコーンが食べられると楽しみにしている。


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 パリみやげにいただいたのは、Rose Bakeryのある”おいしいもの通り”、Rue des Martyrs にあるオリーブオイルの店、Premiere Pression Provenceのお菓子(写真右)

 チョコレートでコーティングしたオリーブは本物と見紛うつややかさ。

 クレモンティーヌの香りがさわやかなオリーブのパット・ド・フリュイは癖になるおいしさ。
 珍しくておいしいものをありがとうございました。


 同店はスキンケア用品、ロクシタンのファウンダー、Olivier Baussanプロデュースのオリーブ・オイルのブランド。
 プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、Volxをはじめ、パリに4店舗ある。

 AOC認定で知られるプロヴァンス各地で作られるオリーブオイルを、Fruite vert, mur, noirの3種類のフレーバーに分け、さらにオリーブの品種生産者の名前入りで細かに分類し、販売しているのが新鮮だ。

 マッシュルーム、ローストしたアーティーチョーク、ジャムの風味、アーモンド、フレッシュなバター、砕いた葉っぱ・・・と、味わいの表現も詳細でワインさながら。

 かなりマニアック。



 

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○Premiere Pression Provence
   9 rue des Martyrs
   75009 Paris
   TEL:01 48 78 86 51


 ○Rose Bakery
   46, rue des Martyrs
   75009 Paris



 ※こちら(写真右)もいただきもの。
 Daniel UNGAROさんの作ったエキストラ・バージン・オイル。
 もったいなくてまだ開けていませんが、パスタ、マリネ、サラダに合うそうです。

 

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2010年7月14日 (水)

バルセロナ2010 ⑥バルセロナで食べたあれこれ。

 

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 ガイドブックを熟読していたら、バルセロナはチュッパチャプス発祥の地だと知った。

 

 ヒナギクに形どられたロゴのデザインを手がけたのは、ダリ!なのだとか。

 へぇ〜。  (参考)


 今回の旅はバルや自炊中心で、点在する星付きレストランを開拓することなく。(←少しもったいなかった?)

 前回訪れた時にいただき、おいしかった料理をなぞった旅だった。
 記憶通り、やっぱりおいしくて、うれしくなった。

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 カタルーニャ名物、パスタ版パエリャFideua(フィデウア)
 fideo(フィデオ)という2〜3㎝の長さのカペリーニみたいに細いパスタを米の代わりに使って炊きあげる。
 仕上げに表面をカリッとグラティネしても良い。

 

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 パエリャと比べると具が少なく、シンプルだが、ダシの旨みをたっぷり吸ったパスタのおいしさが際だつ。”麺好き”なので、普通のパエリャより好きだ。

 インスタントのフィデウア・セットは少し重いけれどおみやげにおすすめ。

 

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 バルセロナ最古のレストラン、7 Portes(セッテ・ポルテス)にていただく。

 旬のアスパラ、イカスミのパエリャ、アニョー、パタタスなども一緒に。

 

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 1836年創業、ピカソやダリなど有名人も通ったという古い店だが、郷土料理が揃っているので、旅行者に便利なレストランでもある。

 ○7 Portes
      
Pg.d'Isabel Ⅱ 14
  TEL:933 193 033

 

 

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 スペインと言えば、churros! 

 とはいえ、マドリッドに比べるとチュロス屋さんは極端に少なかった気がした。
 前回、衝撃を受けたMeson del CafeXocolata anb Churros(チョコレートとチュロス)を。

 「あの陶器屋さんの近くだったよね〜」と、記憶をたどりながら歩き、無事発見。古くていい感じの佇まいは記憶の通りだった。

 ドロリと甘いチョコレートに、塩味のチュロスをつけていただく。調度良いリフレッシュになった。

 

 

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 ○Meson del Cafe 
  Libreteria, 16,Barcelona,08002
  TEL:93.315.07.54



 ダラダラ続いたバルセロナ編も今回でおしまい。
 次はモロッコです(ようやく!)。見てね!

 (参考:地球の歩き方

 

 

 

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2010年5月19日 (水)

バルセロナ2010 ②エル・ブジ系タパス? Inopia

 

 バルセルナで今をときめくバルのひとつ、Inopia(イノピア)
 El Bulliフェラン・アドリア氏の弟さんと友人の店と知り、わざわざ行ってみた。              

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 空腹に耐えきれず、開店時間(19時)に到着したというのに、予約席以外はほとんど埋まっている。アメリカ人、かな?

 辛うじて、狭いカウンター席に滑り込めた。あぶなかった。

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 普通のバルを少しおしゃれにした感じの明るい店内。
 壁には店を訪れた有名人のサイン入りポラロイド写真がズラリ(写真右)

(日本の色紙のポラ・ヴァージョンですね?)

 

 オープンキッチンを眺めながら、タパスができあがるのを待つ。
 コックコートの料理人たちはきびきびと動き、バルというより、レストランの厨房のよう。”エル・ブジ系バル”と呼ばれるだけのことはある。

 当然、料理も普通のタパスとは一線を画した洗練の皿ばかり。
 『CREA Traveller』19号スペイン特集号に、「タパスのメニューは伝統的なものばかり。『最高の旬の素材を使い、綿密に下ごしらえした、完成度の高いタパスです』とシェフ」とある。
 悲しいかな、値段もそれなりに・・・なのは、仕方がないのかもしれない。

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 Ebsalada de tomate con cebolla tierna y ventresca de bonito(トマトとマグロのサラダ)、スペシャリテのPatatas bravas con salsa mixta(パタタス・ブラバス、ミックスソース添え)とPincho de muslo de pollo a l'ast(鶏モモ肉のピンチョ)、Mini-hamburguesa Inopia(イノピアのミニ・ハンバーガー)などなど、おすすめ中心に注文。

 

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 どれをいただいてもおいしい。ハズレなし。

 

 

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 なかでも、anchoas del Cantabrico en salazon San Fillippo(カタクチイワシのオイル漬け)と、Pan con Tomate(パン・コン・トマーテ)のおいしさは特筆ものだった。

 最高級のアンショアは控えめの塩加減で、軽やかな弾力の食感。普通のバルなら山のように出てくるパン・コン・トマーテもinopia流。パリっと炙ったパンにオリーブオイルとトマトの旨みをすり込んで。温度と薄さがなんとも調度良い具合なのだ。おかわりしたい。
 素材と作り手次第でこんなにも変わるのか・・・・・・。しみじみいただいた。

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 珍しかったので、デザートにTorta artesana Cañarejal という箱入りのチーズを頼んだ(写真右)

 羊の生乳を使い2カ月熟成させたチーズは、El Bulli御用達。World Cheese Awards金賞など数々の賞を受賞しているという。
 スプーンですくってトーストに塗っていただく。あり得ないほどとろりとクリーミーだが、見た目とは裏腹に、くせがない。1個で2人分。食べ応えがあり、フランまではスプーンが伸びなかった。

 

 

 バルだというのに本格的に食べ過ぎた
 店を出ると暗闇に結構な長さの行列が。お待たせしました。

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 (写真はクリックすると拡大します)

 

 

 ○Inopia
  Tamarit 104,
  Barcelona
     TEL:34 93 424 5231
    http://www.barinopia.com/

 

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 ※セレブの写真の中に、P.ガニェールアンヌ=ソフィー・ピックを発見。

 フランスの三つ星シェフも注目するバルらしい。

 

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2010年5月13日 (木)

ストレス・フリー? easy order

 

 

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 今朝の新聞によれば、日本マクドナルドの売り上げが好調なのだとか。

 好調の要因のひとつ、K.ロギンスの曲が懐かしかった、”Big America"。訴求効果アリ。どれだったか忘れたけれど、私も食べた。

 波に乗って拡大中なのが、”新世代デザイン”と呼ばれる店舗。
 ゆったりと配置された席、欧州から取り寄せたソファ・・・・・・既存の店舗にはない居心地の良い空間が特長だが、そのデザインは、パリに増えたリノベされたChez MacDo(マクド)を思わせる。

 パリのマクドナルドではWIFI無料で使えるので、今回の旅ではたびたび訪れた。出かけた先のマクドで休憩がてら、ニュースやメールチェック。おかげで、iphoneが大活躍。

 "easy order"という店内に設置された端末も便利だった(写真左)

 パリのマクドに行ったことがある人はご存知だと思うが、注文のが慢性的に長い
 働いている人も、注文する人も、ファストフード店とは思えないマイペースな人が多いからか。本当のファストフード店のサービスを求める人には、時にイラッとする場面もあるかもしれない。

 easy orderの端末で注文すれば、専用カウンターでトレーを受け取るだけ。
 熟練の(?)専任スタッフが、あっという間にオーダーを揃えて手渡してくれる。

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 フランス語が話せなくても大丈夫。
 Chez MacDo、今や、旅行者の心強い基地なのだ。

 

 ※マクドナルドやスタバなど、英語圏のチェーンでは、英語なのにフランス語なまりでオーダーしてしまうのは私だけだろうか? 「アッピー・ミール」「シーズ・バー(ブに近い感じ)ガー」とか。自分で言いながら、笑いたくなる。「ワザビ」と言ってしまう時の奇妙な気分に似ています。

 

 写真右は、ある日のマクドbreak。全粒粉パンのBig Mac。レギュラーのビッグ・マックより若干、ヘルシーかな?

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2010年4月20日 (火)

春の訪れ モリーユ&白アスパラ

 

 

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 アイスランド火山噴火で欧州空路、大混乱。

 今朝の朝日新聞によると、足止めされているのは航空機の利用者だけでなく、欧州からの魚介野菜などの輸入も滞りつつあるという。『特に旬の白アスパラガスは待ち望む顧客も多い』のだとか。

 世界各地で足止めされている皆さんが早く飛び立てますように。

 

 「もう少しすると、ホワイト・アスパラガスモリーユが始まりますね」
 今回の滞在中、パリの有名店で働く料理人の方々に旬のメニューを尋ねると、口を揃えてこう答えた。
 フランスでは白アスパラガス(asperge blanche)モリーユ(morilles)は春の高級食材なのだ。

 

 イエナマルシェに出かけると、八百屋さんの店先には、大きな束にたばねられたホワイト・アスパラが並べんでいた(写真左下)。はしりだけに値段も高く、ランド産などブランド産地のものはさらに高い。

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 なじみの(といっても向こうは覚えていないが)店で、先がほんのり紫になったasperge violletを買った(写真左上)。6本で10ユーロくらいだった。

 

 

 

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 モリーユもキノコ専門店の一番目をひく場所に(写真右)。フランス産、一箱10ユーロなり。

 日本名アミガサタケ
 『食材図典』(小学館)によれば、『ヨーロッパでとくに好まれるキノコ。頭部と茎からなり、高さは10㎝前後。頭部は暗褐色で、編み目状の隆起によって縁取られたくぼみがある。茎は乳白色。アルカリ土壌を好み、山火事の跡地などに発生しやすい』

 『The New Food Lover's Companion』(Barron's)には、『そのスモーキーで、土っぽく、ナッツのような風味でグルメに愛されているキノコ。一般的に、色が濃いほど味が濃い。野生のものは4月から6月まで市場に並ぶ。栽培ものは一年中入手できる。しっかりして、スポンジ状になったものを選ぶこと。乾燥ものは香りとスモーキーな風味がより凝縮されている。シンプルにバターでソテーするのが一番』とある。

 編み目に土や汚れが入り込んでいるので、よく洗って取り除き、ふきんで水気を取ってから調理する。

 

 訪れたレストランでは早くもモリーユのメニューが登場していた。迷わず注文。香りはもちろん、シコシコした歯ごたえがうれしい。
 フランスの春を先取りしたようで、なんだか得した気分になった。

 


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 ※レストラン、A&Mでいただいた、Fricassee Morilles-Asperges
 モリーユとクリームの相性の良さを堪能する一皿。
 太いアスパラとともに食べ応えアリ。

 ○A&M
  136 Bd Murat
      75016 Paris
      TEL:01 45 27 39 60
      http://www.am-restaurant.com

 

   

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 Le Grand Panでいただいた、Morilles a la creme, oeuf mollet, ventreche Ibaiona
   バスク系ビストロでは、クリームにさらに半熟卵をからめ、濃厚に。

 ○Le Grand Pan
      20 Rue Rosenwald
      75015 Paris
      TEL:01 42 50 02 50
      metro:Plaisance

 

 次回、ホワイト・アスパラガスの話に続きます。

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2009年9月14日 (月)

あれから1年。

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 昨年9月15日、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻し、”リーマン・ショック”という金融危機の大波に世界中がのみこまれた。

  フランスも例外ではなかった。
P1130773_2  「金融危機の余波で観光客がめっきり減り、客足が…」。レストランのシェフを務める知人からの便りで厳しい実情がリアルに伝わってきた。
 不振が続く外食産業の活性化対策として、7月から外食にかかる付加価値税(VAT)を19.6%から5.5%に引き下げたそうだが、どれほどの効果が見られるのだろう? 一度きつく締めた財布のひもをゆるめるのはなかなか大変そうだが。

P1130776 今さらな話題で恐縮だが、パリを代表するホテルのひとつ、Le Crillonのレストラン「Les Ambassadeurs」のシェフで知られるJean-Francois Piegeが、8月で同店を辞めたそうだ。

 

 A.デュカスの愛弟子としてそれはそれは繊細で美しい料理の数々を生み出していた。一つ星に降格していたLes Ambassadeursのシェフに2004年就任。P1130777わずか1年で二つ星を取り戻し話題となった。

 星付きレストランなどそうそう行けない身分だが、「帰国前に最後にもう一度ピエージュの料理を!」とリピートした唯一の店だった。

 クリヨンでの5年間で、ピエージュはとうとう3つ星を獲得することはできなかったが、私にとっては堂々の”三つ星”レストラン。あの豪奢な雰囲気のなか、豪華な食材をふんだんに使った彼の洗練された皿を味わうことはもうできないと思うと少し残念だ。P1130779_2

 最近ではテレビ番組に出演することもあったというから、自分の将来についていろいろと考えるところがあったのだろう。
 富裕層や観光客など限られた客層のグラン・メゾンより、「レガラード」「ラミ・ジャン」「クリスチャン・コンスタン」など、庶民が気軽に足を運べる、”ネオ・ビストロ”のシェフたちが注目を集めていることも関係があるのかもしれない。

 人生の新たなページをめくる第一弾は、なんとサン・ドミニック通りのブラッスリー「Thoumieux」で始まるのだとか。洗練されたピエージュの料理と、古き良きパリのレストラン然とした店のギャップに、イメージがわかない…。でも大散財しなくてもピエージュの料理が食べられるなら、かなりウレシイではないか。

P1130781 知らなかったのだが、ピエージュはデザイン・ホテルのCostesThierry Costesとともにトゥーミューを買収、今年初めの営業からピエージュが監修したメニューで営業しているという。夏の間に改修工事を済ませ、9月には新生Thoumieuxとしてオープンする予定だと7月の記事にはあるが…。

 

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 パリの皆さん、工事の進捗状況はいかがですか? 金融危機のあおりで工事ストップなどなっていませんように。(←まさか!)

 

 

 

P1130784 ※写真は、フランスの最後の思い出に友人らと出かけたLes Ambassadeursでの写真。クリックすると拡大します。

 もう2年も前のことで何がなにやらわかりませんが、おいしくて満腹で、大満足で帰宅したのは確かです。

 


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 新シェフはPark HyattJean Francois Rouquette氏。はたしてどんな料理に変わるのだろうか。

 

 

 

○Les Ambassadeurs

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    10, Place de la Concorde
     75008 Paris
     TEL:01 44 71 16 16


 

○Thoumieux

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 79, Rue Saint-Dominique
   75007 Paris
   TEL:01 47 05 49 75 

 

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2009年7月 4日 (土)

Dinner in The Sky

                            

 Figaroのサイトで、こんなイベントを発見。

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 Dinner in The Sky a Paris.

 イスタンブール、ブダペスト、バルセロナ、そしてドバイなど世界各地で行われてきたイベントが9月パリ、初登場。

 チュイルリー公園上空50メートルの高さにクレーンでつり上げられたテーブルで食事をするのだ。

 シャンゼリゼ、コンコルド広場、エッフェル塔などパリの街を見渡す、360度のパノラマが広がる。

 遮るものはなにもない。(足もブラブラ?)

 この絶景と一緒にいただく料理を作るのは・・・なんと、Pierre Gagnaire、Alain Passard、Yannick Alleno、Guy Martin、Thierry Marx、Michel Rothなど、ミシュラン常連、そうそうたる顔ぶれのシェフたち。
 しかも、シェフ自らテーブルでゲストに料理をサーヴしてくれるのだとか。

 一見、”キワモノ”っぽく感じてしまうイベントなのに、ここまで”銀河系”シェフ軍団をそろえると、俄然、注目してしまう。

 

 いろんな意味で、パリを満喫するイベント。
 本当に、「天にも昇る気持ち」になれるかもしれない。

 高所恐怖症の私には絶対無理ですが。
 (想像しただけで、目の前がクラクラします)

 


 ○Dinner In The Sky Paris 2009
  9月11日〜15日まで。

 ※気になるお値段は、一人924ユーロ(1回22人定員)。そのうち100ユーロはFédération des Maladies Orphelines(病気療養児のための組織)に寄付される。

 予約:http://www.cuisinecreative.com/


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2009年4月 9日 (木)

ミュゼめし!(番外編)④TATE MODERN

 

Img_0772_2 10数年ぶりにPaul Wellerのライブへ行き、気分はすっかりブリティッシュ

 しかし、『ろんどんへ行きたしと思へどもろんどんはあまりに遠し』
  パリ時代のように「週末ユーロスターで!」とはいかない。せめて、ロンドンで撮った写真を眺め、思い出に浸ろう。

 

 ロンドンで訪れたミュゼのなかで一番好きだったのが、テート・モダンだ。
 英国最大の現代美術館は、テムズ川沿い、かつて発電所だった場所にある。対岸の聖パトリック教会側から橋を渡りながら見えるのは見事なシンメトリーの建築物。建物の反対側にある、発電所時代のタービンホールを生かした152メートルのなだらかな坂道のエントランス(写真右上)も壮観だ。

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 英国はもちろん、ピカソ、マチス、ダリ、ウォーホルなど国際的な近代美術品を数多く展示。歩いているだけでアートに触れているような気分になる、アーティスティックな空間もすてきだ。
 ロンドンの他の美術館同様、企画展以外は入場無料。こんなすごいボリュームの展示を無料で見られるとは。ロンドンに住んでいたら、何度でも通いたい。1日中、ぼーっとして過ごしたい。本当にすばらしいシステムだ。

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 じっくり歩き回った後は、7階のレストラン、Tate Modern Restaurantへ。
 ガラス張りの店内。ロンドンを見渡す眺めを楽しみながら食事ができるロケーションがウリだ。 
 席が空くまで、勧められるまま、バー・スペースでドリンクをいただきながらくつろいで待つ。訪れた2007年夏、好況に沸くロンドンの街は建設ラッシュ。あちらこちらにクレーンがそびえていた。

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 行き届いたサービスだが、カジュアルな雰囲気もあり、旅行者でも大丈夫。 
 フィッシュ&チップスだってあるのだから!


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 ○Tate Modern
  Bankside
  London SE1 9TG
  TEL:020 7887 8888

 

 

 

 ※Paul Weller!

Img_2 今や、英国音楽業界における大御所的存在だと聞くが、私にとっては永遠のアイドル。(←マジメなファンの方、スミマセン!)

 予想通り、ライブハウスに似つかわしくない、仕事帰りのスーツ姿のアラフォー世代が多く見られた。
 「きっと、10数年前のあの日も一緒の会場にいたのだろうな」
 見ず知らずの他人なのに親近感を覚えた。

 

 ジャムスタイル・カウンシル時代の曲までやってくれる大サービス。彼も丸くなったものだ。懐メロに沸きながら、すっかり中年になった自分を確認した夜でもあった。オールスタンディングは、アラフォー世代にはつらいよ。腰にきます。

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