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フランスの”コンフィチュール(ジャム)”メーカー、Bonne Maman(ボンヌ・ママン)主催のエクスポジション、”Autour du Pot -Bonne Maman-"が、パリ18区、ギャラリー・グルモンドで開催中だ。
日本でも人気のボンヌ・ママン。赤と白のギンガムチェックの蓋が、おふらんすっぽいからだろうか。
かわいらしい瓶が並ぶ物販スペースを進むと、展示室。
100%コンフィチュールがコンセプト。(写真はクリックすると大きくなります)
ボンヌ・ママンをモチーフにした写真、オブジェ、絵画が多数展示され、なかなかかわいい・・・と眺めていると、スタッフからデギュスタシオンを勧められた。

ずらりと並べられた、小さな容器を手に取る。中に詰められているのは、実はジャムではなく、ジャムを使った料理だった。会場にいらっしゃるプロのシェフが、日替わりで作っているという(写真右下)。
今日は、
・アプリコット・ジャム入り、カレー風味のフヌイユのコンフィ。
・フリュイ・ルージュ・ジャム入り、クミン風味のゴーダ・チーズとレーズン
・コワン(カリン)・ジャム入り、小ホタテ貝柱のマリネ。オレンジ・ゼスト入りのほうれん草を添えて。
・フリュイ・ルージュ・ジャム入り、鴨の燻製肉とマンゴ。
・牛乳ジャム風味のフロマージュ・ブラン。
・フリュイ・ルージュ風味のティラミス。
塩味のものだけ、試食させていただいたが、なかなか、おもしろい。
ジャムを使った料理と言われても、馴染みがないので、ピンとこない。
我が家だと、せいぜい、スペアリブにマーマレード、ブルビ・チーズにコワン(カリン)かサクランボのジャムを合わせる程度。
目から鱗。
パンに塗るだけじゃないのだ。ジャムと食材の組み合わせを考えるー。新しい展開に、ワクワクしてくる。
勧められるまま、あれこれ試食しているうちに、お腹にたまってきた。
お昼どきには、シェフが目の前で作るオープンサンドやサラダといったジャムを使ったブランチの試食もある。
もちろん、ジャムや焼き菓子などボンヌ・ママン商品の試食も。気に入って、ショウガ入りレモンのジャムを購入。
ピンクと白の柄の新シリーズ、Les Fantasiesは、納品が間に合わず、買うことができなかった。もう1度、行かなければ!(←嬉しそう)
有名シェフや料理関係者による、ジャムにまつわるワークショップもある(予約制)。”Le doigt dans la confiture(ジャムの中の指)”という子ども向けのアトリエも。ジャムでベタベタになった子どもたち。想像しただけで、微笑ましい。
ジャム好き、必見のイベントは、21日まで。ぜひ!
※帰りに”アメリ・カフェ”、Cafe des 2 Moulinで、
お茶。さすがに今日は、クレーム・ブリュレはパス・・・。
○カイエ・ド・パリ
http://www.cahierdeparis.com/
○Autour du Pot -Bonne Maman-
Galerie Gourmande
44, rue Lepic
75018 Paris
metro:Abbesses, Blanche
開催日:水〜日曜日(3月21日まで)
9時ー19時(ブティック)
10時ー18時(ギャラリー)
http://www.autourdupot.com/
○Cafe des 2 Moulin
15, rue Lepic
75018
TEL:01 42 54 90 50
metro:Blanche