焼き菓子偏愛主義 ⑦MeertのGaufle
発売中の雑誌『giorni』は読み応えがある。
特に、「長尾智子さんパリ1週間」の特集は、すてきなお店や情報ばかりで、今にでもパリに飛び立ちたくなる(ホントに)。
帰国して4年がたち、パリガイドで取り上げられている店も知らないところばかり・・・。
アップデートしたいなあ・・・とページをめくっていて目に留ったのが、昨年末パリに出店した、北フランス、リールにあるMeert(メール)という老舗パティスリーのGaufle(ゴーフル)だ。
夏に、「最近流行っている」とフランス土産にいただいた。
長細い楕円のゴーフルが何枚か重なって紙に包まれている。オランダ土産の定番、ストロープワッフルよりもっと湿っていて、へな〜っとしている。
本当にこれが流行っているの?
「冷蔵庫に入れてはだめ」と言われても・・・。
夏という季節柄、あまりおいしそうに見えなかったのだが、恐る恐るいただいてみると、中にはヴァニラが効いたバタークリームが挟まれている。
砂糖がジャリジャリして、小さい頃食べた砂糖バタートーストをを思い出した。
懐かしくてシンプルな味で、見た目よりイケたのだった。
スーパーでも菓子メーカー版のゴーフルが売られているほど!(写真右)
疑ってすみません。
○Meert
16 rue Elzevir 75003
Paris
TEL: 01 49 96 56 90
※調べてみると、Meertの本店は、1761年に創業。マダガスカル産ヴァニラを使用し、Charles de Gaulleもお気に入りだった郷土銘菓だという。
歴史的建造物としての価値も高く、『the guardian』のリール特集では、訪れるべきトップ5の3位に入っているし、上海万博にも北フランスを代表して出店していたという由緒正しきパティスリー。
来年のデパートのフランス展あたり、日本上陸したりするのでしょうか?
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