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2009年2月20日 (金)

Madame du Barry

 

Img_2472_2 『ベルサイユのばら』(池田理代子、集英社文庫)を読み返した。
 何度読んでもおもしろい。文学であれ、漫画であれ、名作と言われるものは月日がたっても色あせないものだ。

 

 読んでいて食べたくなったのが、カリフラワー(chou fleur)
 フランス国王ルイ15世がカリフラワーを好んだため、カリフラワーを使う料理には王の寵姫デュ・バリー夫人(Madame du Barry)の名前が使われることがある。
(デュ・バリー夫人がカリフラワー好きだったという説もある)

 子どものころ、真っ白なカリフラワーが手に入ると、マヨネーズやディップをつけて生で食べていた。ポリポリとした食感とキャベツを思わせるかすかな苦みが気に入っていたが、日本ではいつのまにか新興勢力”ブロッコリー”に押され、市場は逆転。今では置いていないスーパーさえあるカリフラワー。フランスでは逆で、ブロッコリーのほうが見つけづらく、スーパーでは米国(? 南米だったか?)からの輸入品も珍しくなかった記憶がある。

Img_2633_2 転居先近くのスーパーでは幸い、真っ白なカリフラワーが売られていた。
 高級めのスーパーにはティエボーさんの店で売られているような黄色のカリフラワーが。注目が集まる”ロマネスコ”の波に一緒にのって、カリフラワー人気、復活か?

 

 カリフラワーのスープ、creme dubarryを作ろう。
 刻んだポワロネギの白い部分(タマネギと長ネギで代用)をバターでスエし、小麦粉を加え、炒める。水を加え、ブイヨン、ブランシールしたカリフラワーを加えて柔らかくなるまで煮る。ミキサーにかけ、生クリーム(好みで牛乳、卵黄)を加え調味して完成。クルトンを添えて(写真右)

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 カリフラワーのグラタン、chou-fleur au gratinもおいしい(写真左)
 あっさりしたカリフラワーにソース・モルネー(チーズ入りベシャメル・ソース)が絡み、ボリュームアップ。色よく焼き色がついたところを熱々でいただこう。

 

 マリー・アントワネットと対立し、ルイ15世の崩御でベルサイユから追放され、国家の囚人として修道院に送られるが脱出。再び愛人として渡り歩き、優雅な生活を送ったというデュ・バリー夫人。

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 最後にはギロチン台に送られてしまったものの、野菜の代名詞としても後世に名を残した。なかなかしぶとい人だった!?

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