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2008年12月 9日 (火)

アラサーの悦楽。 ③chez L'Ami Jean

 

 ”アラフォー”祝・流行語大賞受賞・・・なんちゃって。

 同名のドラマは、途中から参入したものの、その後はパーフェクトに見た。時にこっけいに描かれる登場人物を人ごとと思えず、自戒しながらも見ずにいられない、ひさびさにハマるドラマだった。

P1000452 ”アラサー(around 30euros)大賞”なるものがあったなら、そしてワタシが選ぶなら、やっぱり、”ラミ・ジャン(chez l'Ami Jean )"。あまりにも有名すぎるレストランだが。 

 日替わりメニュー、marche du jour32ユーロ
 アントレ、プラ、デセールをひとつずつ選ぶのだが、訪れた人はその選択肢の多さにまず驚くだろう。それぞれ7〜8種の中から選ぶのだ。

P1000458  しかも、Emulsion de vieux parmesan,croutons,ciboulettes et lards(熟成パルメザン・チーズのスープ)、Riz au lait grand-mere a disposition, caramel au lait(おばあちゃん風のリ・オ・レ)など、定番メニューらしきものはあるものの、行くたびにメニューが変わっている印象がある。

 アペリティフ片手に、ほかのテーブルの料理を眺めつつ、メニューをじっくり吟味して決める。あーでもない、こーでもないと皆で悩むのも楽しい時間だ。

P1000465  プージョランのパン、フロマージュ・ブランのディップをつまみながら、料理を待つ。ぎゅうぎゅう、満席の間を縫うように、給仕の人たちがてきぱきと料理を運んでいく。
 昼時の日本の定食屋やそば屋さんのような活気が満ちていて、座っているだけで「今日は食べるぞ!」気分が高揚してくる店なのだ。

 

P1000467 テーブルに運ばれてくるのは、趣向を凝らして組み立てられた料理の数々。シンプルと呼べそうな皿はほとんどなく、初めて見る食材や料理も少なくない。器などプレゼンテーションにも凝るため、テーブルが狭くなることもしばしばだが、客も折り込み済み。そんなことはおかまいなしに皿に突撃していく。良心的な価格で、いろんなワインが揃っているのも高ポイントだ。

 はちきれそうなお腹をさすりながら会計をする時に、再び、至福の時が訪れる。

 注文する時にず、黒板メニュー「今日のおすすめ」を薦められる。どれもおいしそうで気持ちが揺れるけれど、単品料金になるため、私はぐっと我慢する。
 ラミ・ジャン最大の醍醐味「珍しくておいしいものをこんなにたくさん食べたのに、32ユーロ!」(←飲み物は別ですが)というところにあると思うからだ。

 1ユーロ=120円前後になった今、その喜びもひとしおに違いない。3,825円(2008年12月9日現在)ですよ、奥さん!


 ※昨夏訪れた時に選んだのは、前菜に”日替わりのおすすめ”アスパラ、プラに農家育ちの子豚のクロック・ムッシュー風、デザートは・・・忘れました。前菜とプラが似ていて、若干、選択失敗の巻。最後の最後で誘惑に負け、おすすめに変えてしまったのが敗因・・・。(写真はクリックすると大きくなります)

 

P1000460 ○Chez l'ami Jean
     27, rue Malar
     75007 Paris
     TEL:01 47 05 86 89
     休:日・月曜日
  metro:Alma-Marceau

 ※panier de saucisson(写真右)も名物のひとつ。数種類のソーセージ、テリーヌ、コルニションが食べ放題。まな板に載せ、ナイフでゴリゴリ、スライスして食べる。
 皆で分け合っておつまみにすると楽しいけれど、肝心のメニューが食べられなくなるので食べ過ぎ注意

 


 

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