オニグラ、始めました。
ぐっと寒くなってきた。
北風がぴーぷー、吹いている。
家の中にいても足元が冷えるほどだ。冬の日本の家は寒い。セントラル・ヒーティングでいつでも暖かなフランスのアパートが恋しくなる季節だ。
作るのが簡単なこともあり、ついつい鍋物が多くなる我が家の食卓。おでん、キムチ鍋、水炊き、しゃぶしゃぶ、もつ鍋・・・今季すでに2周してしまい、早くも飽きてきた。
ならば、と気分転換に作ったのが、オニオングラタンスープ(Soupe a l'oignon gratinee)。(写真左)
スライスしたタマネギをゆっくり、あめ色になるまで炒める。
小麦粉、白ワイン、ポルト(あれば。マデーラ酒でもOK)を加え、コンポート状になるまで炒め、ブイヨンを加えて煮る。
スープ皿に入れ、トーストしたバゲット、グリュイエールチーズ(なければ普通のチーズでOK)をのせ、オーブンで表面をこんがり焼く。甘いような、タマネギの香りが漂い、なんともいえない。
ビヨーンと伸びるチーズ。灼熱のスープを吸ったバゲットはおでんのがんもに匹敵する熱さ。アチチ、やけどに注意だ!
仏人マダムの料理教室でも教わった(写真右と左下)。
オニグラは家庭料理。ライオンのエンボスでおなじみの陶器のスープつぼ、”tete de lion”ではなく、大人数分をティアン型でまとめて作る。土の素朴で温かな雰囲気がおいしさを引き立てていた。
大みそかのフェットで夜更かしした時や、観劇の後など、”夜食”としていただくことが多いのだとか。
コルドンの初級クラスでも習った。
シェフいわく、「レ・アールのレストラン、ピエ・ド・コション(Au Pied de Cochon)のスペシャリテのひとつだよ。昔レ・アールに市場があったころ、そこで働く人たちが仕事帰りに食べたんだ」(注:そのころの名残なのか、レストランはフランスでは珍しく年中無休、24時間営業)
疲れが取れ、元気になるようにと白ワインの代わりに赤ワインを加えるルセットもあるのだとか。
ラーメン、みたいな感じ?
○Au Pied de Cochon
6 rue Coquillières
75001 Paris
Tél. : 01 40 13 77 00
metro:Les Halles,Louvre Rivoli,Chatelet
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