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2008年1月22日 (火)

観光地のボン・アドレス  ーAu Bon Accueilー

                              

 「俗っぽいけど、エッフェル塔が好きなの」

 映画「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」(2003年・仏)のせりふ。シャルロットはこの言葉で、T・スタンプのロンドン自慢をやんわり封じ込めてしまう。

P1130712 パリジェンヌの代表選手のようなシャルロットですら、こんな調子。

 春夏秋冬、朝昼晩、晴れの日も雨の日も曇りの日も、遠くから見ても近くから見ても。

 悔しいけれどエッフェル塔はいつだって魅力的だ。コテコテの観光地にもかかわらず。

 

P1130711

 「ワインのセレクションがなかなかいいよ」
 帰国間際に訪れたレストラン、Au Bon Accueil
 ワイン通の友人から薦められていたのだが、コテコテの観光地の近く。観光客が多い、ツーリスティックな場所なのでは・・・? なんとなく足が向かなかった。P1130717

 近づいてくるエッフェル塔を眺めて歩いていると、通り過ぎてしまうような控えめな店構え。
 感じの良いサービスの方に迎えられ、席に案内されると、カジュアルながらシックな内装の店内にがぜん、期待が高まる。
P1130720 今夜はなんだかおいしいものが食べられそうだ。

 色とりどりの野菜が鮮やかな前菜をいただいた後、メインにアントレコットを。
 よくよく焼かれた表面とは裏腹に、中は見事なセニャン。肉の旨さをかみしめる。感激。
P1130721 ほかの人が頼んだアニョー(写真左)やフィレ・ド・ブフもおいしそうだ。

 デザートも美しく、パキッとわかりやすいおいしさ。

 

 ボリュームたっぷりで 、シンプル&ダイナミックな料理に思えるが、実際は、細やかな”筆払い”を感じさせる、丁寧な仕上がりの皿ばかり。ほっとする味わいの中にも、それは確かに隠されている。

P1130723 好みのレストラン。これまで来たことがなかったのが、悔やまれるほどだ。

 

 良い店を見つけた。
 上機嫌で店を出ると、ちょうどエッフェル塔の照明がキラキラと点滅していた。見慣れた光景ではあるが。

P1130726  「もう見られなくなるのだなあ」

 柄にもなくセンチメンタルな気持ちに押され、パチリ。

 やっぱりスーパー・モデル。
 誰がどう撮ってもそれなりに絵になるのは、さすがです。

 

P1130727

 


 ○Au Bon Accueil
   14 rue de Monttessuy
      75007 Paris
      TEL:01 47 05 46 11
    FAX: 01 45 56 15 80
      metro:Alma-Marceau

 

 ※気に入ったので、日をおかずにランチで再訪し(食い意地がはっていますね)、子豚をいただいた。
 コションのすばらしさはもちろん、添えられたジャガイモのピュレのおいしさも特筆もの!
 もちろん、ワインもおいしくて手頃なラインが充実。オススメです。

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