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2007年8月 7日 (火)

agua de beber

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 ”おいしい水”、飲んでいますか?

 

 スタージュ先のレストラン。
 満席で(ワタシ的には)きりきり舞いしていた時、シェフがBADOIT(バドワ)をひょいと差し入れてくださった。
 熱がこもるキッチンで、汗だくになりながら、キンキンに冷えた瓶入りのバドワをラッパ飲み。
 そのおいしかったこと!
   部活の後に飲むコーラ、仕事帰りに飲むビールも格別だったが、それとは比べものにならないほどで、「おいしい!」と思わず口に出してしまった。

 

 BADOITやPerrier(ペリエ)はフランスを代表する発泡水。

 フランスを旅行した人なら経験があると思うが、レストランで水を頼むと、「plat ou gazeuse?」と尋ねられる。普通の水ならplat、ガス入りならgazeuse。”Evian””Vittel”など銘柄を告げてもいい。
 星付きレストランでは、 ラベルからしてまばゆい”CHATELDON"を置いているところも(私には味の違いが良くわかりませんが)。
 もちろん、無理にミネラル・ウォーターを頼む必要もなく、"carafe d'eau(普通の水道水をカラフに入れたもの)"なら無料だ。

 発泡水は体(特に胃腸)に良いと考えられ、特にドイツではフランスよりたくさん飲まれている印象が。
 ドイツ人の友人の子どもたちは、オレンジやリンゴ・ジュースを発泡水で割って飲んでいたし、ミュンヘンでは水を頼むと、当然のように、背の高いコップになみなみとつがれた発泡水が運ばれてきて、驚いた。売り場でも普通の水はほんのわずかのスペースで・・・。さすがビールの国!?


 炭酸飲料を飲むくらいなら・・・と飲み始め、今ではミネラル・ウォーターと並び、すっかり我が家の常備飲料となった発泡水だが、日本では目が飛び出るほど高い価格なのに驚く。フランスの5〜6倍? これではコーラやビールのほうが安いではないか。

 発泡水ブームの到来が待たれるところだ。



 ※仏ミネラル・ウォーター市場は、ダノン(Evian, Volvic, Badoit)、ネスレ・ウォーターズ(Perrier, Vittel, Contrex)、ネプチューン・キャステル(Cristaline, Saint-Yorre, Thonon)の3社が大半を占める。
 15年間売り上げ首位を守るのは、Cristalineだが、どのブランドも、カルフールやルクレールなどスーパーのPB商品に近年押され気味。パッケージ・デザインを変えたり(バドワの赤ボトル)、新商品を開発したり(細かい泡のペリエ)と、消費拡大に躍起になっているものの、お互いのシェアを食い合うだけで、業界全体の売り上げは年々下がる一方だという。
 一方で、見直されているのが水道水。消費者の志向を示すように、BRITAなど水をろ過する器具の売り上げも年々伸びているという(2005年は前年比+22%)。(参考:2006年6月8日付Le Figaro←ちょっと古い記事ですが)

 それにしても、パリの水は硬い!硬すぎる。料理、洗濯、掃除・・・日々、カルシウムとの闘いなのだ。

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