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2007年5月17日 (木)

冒涜(ぼうとく)クッキング ②中トロのあぶり

 

 

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 お刺身を少しだけ造ろうと、鮮魚店、Daguerre Mareeへ。

 フランス生活のベテラン・マダムが太鼓判を押す店。パリの魚屋では、モンパルナスのPoissoniere du Domeと並ぶ有名店だ。ここでは、生食できる魚をフィレにおろしてくれる。

 

 「今日のホタテは、生食はやめとけ。刺身ならマグロがいいよ」
 店のお兄さんの忠告に従い、マグロのventrecheという部分を半分買う。堂々の中トロ、1㎏が、なんと12〜3ユーロ。日本からすると、信じられない安さだ。

 

 渡仏直後は、サバ一本もさばけなかった私だが、今は違う。
 4年あまりのフランスでのサバイバル生活(!?)のお陰で、小さめのタラくらいまでなら、なんとかさばけるまでに成長した。
 店の人に頼んでもいいのだが、皮や脂身の部分などを捨ててしまいかねない(魚の皮にまつわる悲しい話はこちら)。日本と比べると、雑な感じもする。なので、いつもまるもので買い、家でさばくことにしている。

                               

Img_7200 今日のマグロ。皮、骨をはずしても、ゆうに800グラムはありそうなので、刺身”あぶり”ネギトロの3種類にする。

 サシの入ったピンク色が食欲をかき立てる。

 刺身は噛むと、程なくしてとろける感じ。

 脂を多めに残し、厚くスライスした切り身(冒頭の写真)を、グリルパンで表面をサッと焼いた。もったいなくて、あまり焼き色をつけられないところが小心者だ。シブレットをどっさりふりかけ、ポン酢でいただいた。(写真左)

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 脂身を多めに入れたネギトロはコリコリ、ネットリの食感のハーモニーが素敵すぎる。(写真右下)

 

 余った切り身は、漬けにして。翌日、炊きたてご飯の上にのせ、ノリとシブレットをわんさかふりかけ、ワサビと一緒にいただいた。

 

 日本だったら、中トロを自分でひく、まして”あぶる”などという暴挙には絶対に出ないけれど、まあ、なにしろ、パリ価格なので。


 ○Daguerre Maree
  93, rue Daguerre
      75014  Paris
      TEL:01 43 22 13 52
      metro:Denfert-Rochereau

 

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