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2007年5月22日 (火)

南仏あちらこちら。  ④カマルグの大自然、満喫。

 

Photo_18

 アルルの街についた途端、雨足が強くなってきた。
 ゴッホCafe de Nuitに描かれたカフェの前を通り過ぎるだけにし、次の目的地を目指し、南下した。

 
                                

 カマルグ
 国立自然環境保全地域に指定されている、広大な湿原地帯。カーナビの画面は一面緑になり、細い一本の道路を申し訳なさそうに表示するだけ。

Img_6514  宿泊したLe Mas de Peint(ル・マ・ド・パン)は、牧場、闘牛場も経営するオーナーの広大な私有地の中に建つプチ・ホテル。夕食までの時間、敷地内を車で探検することにした。

 雨に打たれながら草をはむトロが見えたので、車を降りた。
 顔を上げ、近寄るわけでもなく、こちらをじっと見つめる。静けさが怖い。真っ黒な塊が今にも突進してきそうで、思わず自分の服の色を確認する。大丈夫、黒だ。
 闘牛士の気持ちが少しわかる気がした。カメラのシャッター音に驚いて逃げていったけれど。大きなトロが放牧されている区画は窓から見るだけにした。それでも、車に突進しそうで、十分、恐ろしかったのだが。

 舗装していない道は雨でドロドロだ。ホテルに戻る頃には、ピカピカの新車だったレンタカーが見るも無惨な姿になってしまった。どこかで洗わなければ。

 

Photo_19  翌日は鳥類公園があるStes-Maries-de-la-Merへ。

 渡り鳥が多く飛来し、欧州で唯一、野生のフラミンゴが生息するという地域。町に近づくにつれ、道路の両脇には観光客向けの乗馬クラブが増え、客待ちの真っ白なカマルグ馬が並んでいた。

 鳥類公園では、何百羽というフラミンゴが沼の一部をピンク色に染めていた。ハイキングコースになった順路をのんびり歩く。曇り空だが、広い空が気持ちいい。

 突然、バサバサッという音がして、空を見上げた。フラミンゴが飛んでいる。初めて見た。あんなに大きいのに!


P1100891

 ○Le Mas de Peint
  Le Sambuc
  13200 Arles
  TEL:04 90 97 20 62
  http://www.masdepeint.com/

 

P1100892 ※ホテルのダイニングは正真正銘のオープンキッチン。シェフが料理を作る傍らで食事する。料理教室もやっているのかもしれない。
 ラタトゥイユ詰めのイカのソテー
の奥深い味わい、絶妙なキュイッソンのスズキのソテーのカマルグ米添え・・・。地元の食材を使った、シンプルながら、洗練された料理が感激するほどおいしかった。

  

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