« ポワッソン・ダヴリル | トップページ | クレメ・ダンジェ »

2007年4月 2日 (月)

お得です! ーLe Chateaubriandー

 

P1100631 パリの外食は、高い。高すぎる。

 バゲット半分にハムと野菜を挟んだだけのサンドイッチが、軽く3〜4ユーロ(470〜630円)。飲み物、デザートをつけると6〜7ユーロ(950〜1100円)。

 語学学校時代の友人の一人は、「お金がもったいない」と、寒空の下、リュクサンブール公園で毎日バゲットだけをかじっていた。無理もない。

 パン屋で6ユーロもかかるなら。レストランはさらに高い。
 それでもどこも毎日にぎわっているのは福利厚生の一環として、Ticket Restaurantなどの食券(一枚5ユーロ程度?)を社員に支給する企業が多いからかもしれない。

 例え、20ユーロ(3100円)のランチを食べても、チケット2枚を使えば、手出しは10ユーロ。しかも、フランス人の実際のユーロ感覚は、日本人のより安いはずだから、1000円程度の食事をしている気分なのかも。

 毎日20ユーロのランチなんて。
 チケットなどもらえない、円安の国の人としてはたまらない。考えられない。

 そんな私に朗報。

 

P1100634_1 最新号『Figaro』にも紹介されている、Le Chateaubriand(ル・シャトーブリアン)
 

 アントレ+プラか、プラ+デザートのランチが14ユーロ
 プラは一品のみだが、4〜5種あるアントレはどれも魅力的で、迷ってしまうほど。

P1100636 注文したタルタル・ステーキ(写真右上)は、ひき肉ではなく、サイコロ大に切った肉。みずみずしいサラダ(クローバー!?)がこんもりと盛られている。肉にあわせたリンゴのような果物は、カリンだろうか? やわらかい肉の食感とサクサクした歯触りが同居しておもしろい。

 Anne Bertin(? うろ覚えです)のサラダ(写真右中央)というのも、おもしろい。つぼみまでついた”草”のような野菜を、ワシワシ食べる。人気の生産者なのだろうか? 彩りの細やかさ、センスに注目。

P1100642

 この日のプラはサーディンのペンネ(写真右下)。山盛りのパルミジャーノの下には、緑が鮮やかなピストゥ・ソースがたっぷり、軽く焼いた(?)プチトマトがゴロリと入っている。

 ごくごくシンプルなのに、さりげないセンスが光る皿ばかり。
 しかもかなりのボリューム。これで14ユーロとは、パリ価格からすると、かなりお得と言えるだろう。(それでも2000円以上ですが・・・)
 プラ+デザートを注文する一人客も何人か。近くで働く人だろうか。

P1100632 ひかえめで木訥な感じのInaki Aizpitarteシェフをはじめ、お店の方もいい感じ。

 もっと洗練されて、モダンな料理が供される夜は、オサレなパリジャン、パリジェンヌでたいそう賑わうのだとか。


 ○Le Chateaubriand
  129, avenue Parmentier
      75011  Paris
      TEL:01 43 57 45 95
      metro:Goncourt

Img_6041  ※同店のオーナー・シェフ、Inaki Aizpitarte氏は、パリのLa FamilleTransversalなどを経て、同店を開業。
 料理雑誌『Regal』12 号の特集”Sexy cuisine"では、A.パッサールJ-L・プージョランら有名シェフと共に誌面に登場(写真右)
 「僕はシャイだから、セクシーな話は苦手なのだけど・・・」と言いながら、十分官能的なモモのデザートを披露。注目の若手料理人の一人なのだ。

|

« ポワッソン・ダヴリル | トップページ | クレメ・ダンジェ »

レストラン情報」カテゴリの記事

食関連書籍」カテゴリの記事