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2007年1月11日 (木)

パリ一番のガレット・デ・ロワ2007

                                                       

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 1月8日付の日刊紙『Le Parisien』に、イル・ド・フランス一番のガレット・デ・ロワ(La Meilleure galette des Rois d'Ile-de-France)の記事が。

 Federation francaise de boulangerie(フランス・製パン業連合会?)主催のコンクール。

 約300個の出展作品の中から選ばれたのは、モンマルトル通りのブーランジュリー、Regis Colinさん(42)のガレット。

 コンクールは、「キュイッソン」「デコレーション」「クレーム・ダマンド」「フォイタージュ(クラスト)」「カットした時のバランス」の5つの基準で採点。多くのM.O.F.も参加したという”激戦”を勝ち抜いたコランさんのガレットを買いに行ってみた。

                                                      

 A.Simonの斜め前にある、うっかり見落としそうな、普通の店構え。
 「本当にここ?」と心配しながら覗くと、ウインドーに新聞の切り抜きが。ここだ。

 店の中は、新聞の切り抜き持参のおじさんをはじめ、ガレット目当ての人と、昼食を買いにきた人と半々くらい。焼きたてのガレットを食べようと、時間予約している人もいた。

P1100080 持参した切り抜きを見せると、「あなたも!」とお店のマダムはかなり嬉しそうだ。選ばれたおかげで、ガレットの売り上げは例年の4倍。「フェーブの追加注文をしなければ・・・」と嬉しい悲鳴なのだとか。

 コランさんは2004年にCroissant d'or de Parisにも選ばれているそうで、フォイタージュが得意な人なのだろう。
 記事の中では、「私の秘密は、私の手にあります。触るだけで、良い出来なのか、まだ何か加えなければならないかがわかるのです」と話す。

 選ばれた理由をこうも語る。
 「普通より、ちょっとだけ焼きを強くしています。多くのM.O.F.が参加するなか、選ばれることができたのは、こうしたほんの少しのディテールの違いなのです」

  2人分を購入。日本人には4人分だ。
 添えられた王冠は、コテコテのキャラクターもの。入れてくれた紙袋もおそろいの柄で、メトロの中でじろじろ見られて少し恥ずかしかった。店構え同様、飾りっけなし。

Img_4380 少しだけ温めたガレットにナイフを入れると、サクサクと音がする。
 飾らないガレットだから、手で持ってガブリと食べよう。
 ふんわりしっとりのクレーム・ダマンドが、いい感じだ。お酒の風味もしっかりめ。
 ハラハラと皿に落ちたフォイタージュを見ると、かなり濃い焼き色がついている。バターの香りがプンとする。

  
 シンプルだが、確かにおいしい。素朴さが気に入った。 気になるフェーブは、やはり”キャラもの”だった!

 

Img_4381 パン屋さんでは、ガレット・デ・ロワ作りは、一年に一回のイベント。
 名もなき、街角のパン屋さんが賞を取る、こんなコンクール。

 「うちの店も今年こそ!」 
 ルーティン・ワークから抜け出し、新たな気分になる機会なのかも。

                                                      

 ○Regis Colin
  53, rue Montmartre
    75002
  metro:Les Halle
   

 ※マダムに写真撮影の許可を取ると、「ムシューは今、休憩中。30分後だったら一緒に写真を撮れるわよ!」とかなりノリノリだった。去年の”パリ一番のガレット”は過去記事をご覧ください。

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コメント

こんにちは。
パリ郊外からいつも楽しく拝見させて頂いてます。

こちらのお店のガレットデロワが一番になったのですね!
私は一昨年の12月に個人的にガレットを食べ比べていたのですが
確かにコランさんのガレットが他と比べても一番バランスがよく
美味しかったのを覚えています。
クレーム・ダマンドだとその近辺にあるStohrerはコランさんのものより甘みがあり、美味でした。 
理想ではコランさんのフォイタージュとStohrerのアマンドの組み合わせだったら・・・と
食いしん坊の心の雄叫びを感じていたことを思い出しました。(笑

投稿: マァ | 2007年1月11日 (木) 22時03分

イル・ド・フランス一番のガレット・デ・ロワ(La Meilleure galette des Rois d'Ile-de-France)、そんな企画があったとは!

ガレット・デ・ロワは近所にあるLe boulangerie de Mongeのピスタチオを食べて、満足していました。今年のガレット・デ・ロワはもうこれでいいやと思っていたのですが、ぜひこのお店にのガレット・デ・ロワも試してみたいと思います。

投稿: aia | 2007年1月12日 (金) 03時34分

初めまして。chieと申します。
食べ物 ブログ で検索をかけてやってきました。
ガレット美味しそうで食べてみたくて仕方ありません!

投稿: chie | 2007年1月14日 (日) 11時40分

マァさん、こんにちは。
はじめまして。

コランさんのガレットは、有名だったのですね。
不勉強ですみません。

それにしても、食いしん坊の雄叫び。
かなりマニアックです。
すごいです。でもお気持ちはわかります。そういうの、ありますよね。

投稿: farafel | 2007年1月15日 (月) 09時17分

aiaさん、こんにちは。
はじめまして。

モンジュのパン屋さん、おいしいですよね。
おいしいのは知っているのですが、ちょっと遠くてなかなかご縁がありません。
あのお店のガレットだったら、さぞおいしいのでしょうね。
がんばって買いに行ってみようかな・・・。

投稿: farafel | 2007年1月15日 (月) 09時19分

chieさん、こんにちは。
はじめまして。

日本でも最近は売られているのではないでしょうか?

作り方も比較的簡単なので、ぜひチャレンジされてはいかがでしょう?

これからもよろしくお願いします。

投稿: farafel | 2007年1月15日 (月) 09時21分

ガレット・デ・ロワでふと思い出し、
久しぶりに訪問させていただきました。

今年は第一弾を神戸屋で買いましたが、
フェーブは別添で、代わりに栗が入ってました。

どうして日本ではフェーブを入れないんでしょうね~?
歯が欠けた!とかクレームになったら困るからなんでしょうか。
非常につまらないです。

それにしても、このコリンさんの、とっても美味しそうですね!
この時期だけフランスに行きたい… (笑)

投稿: chibiaya | 2007年1月15日 (月) 23時08分

chibiayaさん、こんにちは。

今年も、フェーブは別添えなのですか!
どうやって中に入れるのでしょう。切ってから押し込むのかな?

私はガレットの食べすぎな今日この頃です。

投稿: farafel | 2007年1月16日 (火) 08時18分

farafelさん、こんばんわ。

フェーブの代わりに栗が入っているので、
別添えの本物のフェーブは入れなくても大丈夫
(って何がなんだか…)です。
フェーブが入ってないのってどうするのかな…と
調べてみたら、どうやら切る前に下から押し込むようです。

ガレットの食べ過ぎだなんて、ちょっとうらやましいです (笑)

投稿: chibiaya | 2007年1月17日 (水) 22時48分

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 ガレット・デ・ロワもいよいよ終盤戦。  このへんで”真打ち”登場。2005年、 [続きを読む]

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