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2006年12月 4日 (月)

僕らが旅に出る理由  ③デンマークのパン、Hørfrørugbrød

Img_2812_1_1                                                                 

 デンマークみやげにパンをいただいた。
 穀物がブツブツ入ったパンは、何パンと言えばいいのだろうか。

 簡単なもので済ませる、日曜日の昼食。
 イクラ、スモークサーモン、エビを買ってきて、スモーブロー大会に。
 誰が一番、おいしそうに、美しく盛り付けられるかを競うのだ。

 
                                                                

                                                               

 2年前、北欧を旅した思い出がよみがえる。

 かつて、北欧家具、食器、デザインに憧れた時期があり、王室御用達デパートのイルムス・ボーリフースジョージ・ジェンセンイッタラなどで、北欧デザイン・グッズを買い漁るつもりだったのだが・・・。降り立ってみると、なにもかもが高すぎた!
 アールトの椅子なんて、とんでもない。R.コペンハーゲンなど有名ブランドは、セカンド品しか買えなかった。

Img_2826_1 中でも、最も高かった思い出が、デンマーク名物のオープンサンドイッチ、スモーブロー(smørrebrød)専門店、Ida Davidsen
  
 百数十種あるというアーティスティックなサンドイッチ目当てに決めた旅でもあった。きれいにカットし、らせん状にくみ上げた野菜、美しい曲線を描き、パンを包み込むロースト・ビーフ・・・。デザイナーズ・サンドイッチと呼びたくなる端整で、クリエイティブな姿を雑誌の特集で見て、一目ぼれしたのだ。

 なのに。あれや、これやと食べたかったのに。サンドイッチを2皿ずつ食べただけなのに、3人で1万円以上だったと思う。

 デンマーク人の友人に話すと、「有名だけど、行ったことがないわ」。ツーリスティックな場所なのかもしれない。
 とはいえ、細工が凝らされたサンドイッチは、やはり美しく、行って良かったと思っているのだけれど・・・。(写真も撮っていません・・・)

                                                                

Img_2833  そんな、ほろ苦い記憶をたどりながら、それっぽく仕上げてみた。クリームチーズを塗ったパンにアボカド、エビ、イクラ、タマネギ、レモンを載せたスモーブロー。

 ひとつ作るだけで、かなり面倒くさい。箸を使いたくなる、細かい作業だ。油断すると、エビが、イクラが、転がり落ちてしまう。やれやれ。空腹だったこともあり、2皿目以降は、雑になってしまった。

 デザート代わりに、クレーム・フレッシュとミュールのジャムを塗って。朝食にもよさそうだ(写真右下)。

 それほど大きなサイズでもないので、材料の仕込みも手間がかかりそう。高いのは、当然かも、というのが、作ってみた感想。

                                                                

Img_2849 ○Ida Davidsen
    Store Kongensgade 70
    København
    TEL:33-91-36-55

 ※デンマーク、スウェーデンは高かったが、フィンランドの物価は若干安く感じた。近代美術館、artek、アラビア本社、街のところどころに現れる、アキ・カウリスマキの映画を彷彿させる風景・・・。いつか、また行きたい場所だ。

 

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コメント

おひさしぶりです。ふぁらふぇるさん

すいません。ご無沙汰していました。
料理教室の案内ページはプリントアウト保存ですよ!これはすごい素敵です。Parisが大好きめひつじは、Ritzのお菓子教室行きたいけど、仏・英・(独)語が全くで・・・断念でした。ほかにも色々あるのですね。これは!是非にです。
だいぶ前のお問い合わせ・・・
Storenはドイツではアドヴェンツというクリスマス準備期間の間は永遠食べ続けるそうです。来客にはシュトーレン。ちょっとのおやつにシュトーレン。そればっかり(笑)そして、サーブするときはフォークはなしだそうですよ。ケーキというより、パンという考え方のようです。

投稿: めひつじ | 2006年12月 5日 (火) 08時40分

デンマークのスモーブローには、“アンデルセン”“○○の夜食”といったおもしろい名前のメニューがあると、本で読んだことがあります。伝統的な具の組み合わせにつけられた名前だとか。
ライ麦の多い酸味のあるパンは私も好きですが、あのオシャレなスモーブローがそんなに手間のかかるものだったとは・・・

投稿: hare | 2006年12月 8日 (金) 03時50分

めひつじさん、こんにちは。

そうですか?
お教室リスト、便利ですか?
何度かお問い合わせをいただくので、いつかまとめよう、まとめようと思いつつ、ほったらかしでした。
ちゃんと調べると、まだまだたくさんあると思います。
もちろん、日本語のも!
見つけたら、追加しておきますね。

シュトーレン情報、おもしろかったです。
ありがとうございました。

投稿: farafel | 2006年12月 8日 (金) 08時20分

hareさん、こんにちは。

私も同じような記事を読んだことがあります。
かわいいですよね。

いや、私が単に、不器用なだけだと思います。
やりなれた方がなさったら、ささっとできるのかもしれません。
それにしても、普通のサンドイッチより、手間がかかるのは、確かでしょうね。

投稿: farafel | 2006年12月 8日 (金) 08時22分

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