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2006年10月 1日 (日)

マデイラ旅行-最終回- ⑦老舗のお菓子屋さん

Img_0266_1 マデイラみやげのひとつが、糖蜜のお菓子(bolo de mel)。 いろいろなメーカーのものがあるが、一番よく見かけたのがFabrica de Santo Antonioのもの。

 ホテルの部屋にあった雑誌でも紹介されていた。
 1893年の創業。100年以上たった今でも、オーブン以外はすべて創業当時のままの工場で、オリジナル・レシピを忠実に守り、全ての商品を手作りしているという。

 持っていたフンシャウの地図が大雑把なので、住所だけではわからない。ツーリスト・インフォメーションで教えてもらい、サント・アントニオに出かけた。

 交通量の多い道路から一歩入った通りにひっそりと建つ。ジャムやビスケットが並べられている棚はずいぶん古めかしい。昔懐かしい、日本の駄菓子屋さんのようだ。
 カウンターでは店のおじさんとおばさんが手作業でラッピングをしている。赤にカラフルなストライプがはしるマデイラ・カラーの布がかぶせられたジャムはとても愛らしい。

P1070102  クリスマスに食べるというbolo de melと、友人へのおみやげにバナナのジャムを買った。

 パリに戻り、お菓子の箱を開けた。

 つややかな黒褐色。クルミとアーモンドが散りばめられ、パン・デピスのようなスパイシーな香りがする。

 苦手かも・・・と期待せずに食べてみると! 黒砂糖の独特の甘さ、ちょっとだけセックな舌ざわり・・・。九州の駄菓子、”黒棒”にそっくりな味がして、びっくり。もしかして・・・と黒棒について調べてみると、『南蛮菓子として渡来したビスケットの製法が日本化したとの説がある』とWikipediaの記述を見つけた。

 この説に、一票!
 
 ポルトガル→マデイラ経由→日本。伝統菓子は数あれど、P1070131日本人に懐かしさや親近感をこれほど抱かせるお菓子は、おそらくほかにないのでは。

 これにてマデイラ旅行記はオシマイ。ひとつ心残りなのは、クリスティアーノ・ロナウドの生家を見つけられなかったこと。探す気マンマンで行ったのに、フンシャウの街は予想外に大きく、通りの人に尋ねるのもはばかられる感じで・・・。予習が足りませんでした・・・。

 ○Fabrica de Santo Antonio
  Travessa do Forino 27-29
  Funchal 
  TEL:291 222 055

 ※サント・アントニオの商品は、スーパーやお土産屋さんでも販売されている。

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コメント

こんにちは!いつも(?)不思議なのが、食べ物大好きでグルメで色々とメチャクチャ詳しいfarafelさん、何気に苦手なものが多いところ(笑)。面白い~。
クリスチアーノ・ロナウドの生家がフンシャウにあるんですか??きっと、ポルトガルのオバちゃんに聞けば、一発で教えてくれたのでは!?クリスチアーノ、オバちゃんに大人気だそう。私も結構好き、、あっ、私も立派なおばちゃんだ・・

投稿: 沖楽 | 2006年10月 2日 (月) 21時10分

沖楽さん、こんにちは。

そうです、苦手なもの、少なくないです。

私もオバチャンかオジチャンに聞いたら、一発!と思っていたわけですよ。
すごい田舎だと、勝手に想像していたのです。

でも、実際は都会すぎて。そんな気にもなりませんでした。トホホ。

投稿: farafel | 2006年10月 3日 (火) 00時26分

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