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2006年10月21日 (土)

星付きシェフ御用達の野菜 -Joël Thiébault-

 ロハスでもクーネル系でもないので、空いている時に買うくらいだが。

Img_0561 今週のFigaro Scopeの特集、Douze délices d’initiés(玄人御用達の12の食アドレス、とでも訳す?)で紹介されていたJoel Thiebault
 イエナのマルシェで買い物をすると言うと、食通の人なら「あそこ、いい八百屋があるでしょう」と必ず言うほど、有名で人気の野菜を売る店だ。

 曲がったキュウリ、穴があいたナス、トマト。不揃いで、不恰好な野菜なのに、買い物客は嬉々として自分で選んだ野菜を籠に入れている。
 
 クーネル系でない私でも、食べてみると、違いがわかる。やっぱり。
 ニンジンの甘さ、ニンジン臭さ。厚みのあるほうれん草の葉の味わい。みずみずしい上に、辛味ダイコンのように全部が辛いダイコン・・・。Img_0547
 しっかりと、その野菜の味がする。大地にしっかり根を張って育った野菜の味だ(←想像)。

 
 もうひとつの売りは、その豊富な種類。
 
 ティエボー氏は、Yvelines(イヴリーヌ)という町で、1700種もの野菜・ハーブを栽培しているという(参考:Figaro Scope10月18日号http://www.figaroscope.fr/restaurants/dossier_193.html

 当然、売られている野菜は、見たことがないものばかり。紫色のカリフラワー。真っ赤、あるいは真っ黄色のブレット。紫色のピーマン。”忘れられた野菜”として復活した根菜、パネトピナンブールもある。
 どんな味がするのだろうか。ギョッとするような鮮やかさに目を奪われる。

 これらの野菜に注目するのが、パリの星付きシェフたち。

 同紙によると、この野菜を使っているのは、ピエール・ガニェールエレーヌ・ダローズパスカル・バルボなどそうそうたる顔ぶれのシェフたち。先日行ったレストラン、トランスヴェルサルでも使われていた。(過去記事:http://farafel.cocolog-nifty.com/escargot/2006/10/transversal_1988.html

Img_0543  確かに。会計の順番待ちをしていると必ず見かけるのは、コックコートの料理人が荷物持ちの若手を従え、勝手知ったる感じで店の裏を歩き回り、注文している風景。

 プロ使用の野菜なのだ。

 アマチュアの私は、前に並んでいたマダム、イチオシの白ナスを購入。大胆にも野菜天婦羅にしていただいた。揚げてもナスの味がしっかり。

 全然、ロハスではない私だけれど、ちょっと感動的だった。

 ※訂正:ジョエル・ティエボーさんの野菜をBIOと表記していましたが、間違いでしたので、訂正しました。やっぱり、ロハスな生活は、ワタシにはムリ?(10月23日)

  Img_1514

 ○Joël Thiébault
  水・土曜日:Avenue du President Wilson
    metro:Iena
    火・金曜日:Rue Gros
  metro:Ranelagh
    http://www.joelthiebault.fr/

 ※写真は9月上旬に撮影したもの。夏っぽくてすみません。ここで売られているキャベツは日本のキャベツに比較的似ている。(写真は違うヴァージョン)

 Figaroの特集では、有名シェフ御用達のパン、肉屋、魚屋などボン・アドレスが。保存版です。

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コメント

ふぁらふぇるさん
私もこの号のFIGARO Scope見て、
うわー、食べたい~とよだれ垂らしていたのでした。
ふぁらふぇるさんの写真を見ると、
並んでる野菜も、並べ方も、
普通の八百屋さんとは全然違う感じ。
色もなんだか違うぞー!
一度行ってみようかな、イエナのマルシェ。
そしてコックさんとお付きの若者、
眺めてみようかな。

投稿: はなもげら | 2006年10月21日 (土) 15時58分

このお店、でも、あまりに混雑で、急いでいる時は諦めるか、ハーブやサラダ菜系は小銭を振りかざしながら持って行ったりします。
最近では、土曜日はあまりにも混んでいるので、ちょっとトロカデロよりの、似た様な野菜の売っている、Marcherieという所で買ってしまっています。
でも、ジョエルさんのお店って、BIOなんでしょうか??美保さんが「あそこはBIOじゃないから私は買わないのよ」っておっしゃっていたような・・・

投稿: 沖楽 | 2006年10月21日 (土) 18時45分

追加:そういえば、夏のヴァカンス明け位に、アストランスのシェフは見かけました。って彼くらいしか、顔知らないけどね・・
でも、ここの野菜で作ったfarafelさんのお料理、食べてみたいです。

投稿: 沖楽 | 2006年10月21日 (土) 18時54分

 やはりフランスの野菜、果物はどれもこれも日本のものとは違いますよね~!色も鮮やか食をそそります。
 マルシェに行くとこれ作りたいな?!とかこれで作るとどうなる?!とかお料理を作りたくなります。でも、買って帰れないし・・・といつも断念しています。 
 今度、パリへ行ったら新鮮で美味しい野菜、果物を使ってfaraelさん宅にご招待して下さいね。待ってま~す。
 リッツ研修のお菓子と物々交換(というか合体させてフルコースにしてみては?)で如何でしょうか?
 日本も昔は、農家の軒先(無人でお金を箱に入れて)で取れたての野菜、果物が売っていましたが、最近はほとんど見られなくなりましたね。でも、近くに1軒だけ農家がり売っています。やはり美味しい。
 両親共に実家が農家だったのでほとんど買わずに祖父がリヤカーを引き持って来てくれたのを覚えています。
 そんな環境で育った為かきゅうりはどうして真直で痛くないの?茄子もトゲトゲがないの?人参には葉がついていないの?とか・・・疑問点がいっぱいでした。
 その野菜、果物本来の甘味、香り、色、勿論のこと味も!
 またマルシェは活気があっていいですよね!
 東京でいうと築地市場かな?
 こう見えても私(どう見えるって?)、築地市場が好きです。年に何度も行ってしまいます。
 先日も「築地まつり」があったのですが、パリへ行っていたので行かれず残念でした。
 今年の暮れには、来年のお正月の買出しに行ってきま~す!まだ早
~い!

投稿: ゆかりん | 2006年10月21日 (土) 19時11分

本当においしそう!いいですねーパリ!おいしいものがいっぱい!!
それにマドレーヌさんがおっしゃっていたように写真がすごくいい!おいしそうです。色も鮮やかアングルもいい!私も見習いたいです。
カメラとかはどんなものを使ってらっしゃいますか?(アングルとかはカメラのお陰ではないと思うのですが、色もいいし)プロとしか思えない・・・。

投稿: ハワイのまゆみ | 2006年10月22日 (日) 19時10分

先週土曜にバルボ氏(アストランス)がティエボーさんの八百屋に来ていたとのこと。さて我が家のお客様も皿の上のトマトを見てこれはティエボーさんの?と聞かれるほど。有名人のようですね。驚くような色合いもさることながら、スーパーの野菜より甘みや辛味がしっかりとして野菜らしい野菜だと思います。日本の雑誌特集にはBIOかどうかという点に触れてないのでフィガロスコープを見てみました。「BIOという区分を経験せずに、この植物学に夢中になった栽培業者は約1700種の野菜とハーブを作っている。」とあるので、どうなのかなとも・・・仏語は苦手なので間違っていたらすみません。あの独特の色ですが「先験的に害のない」とあるので、大丈夫だろうと希望を持って買い(近くでラクチン)続けます。ところでティエボーさんのホームページには驚きました。手広く事業を展開しているようですね。今までは野菜の名前すらわからずに店員に質問をしまくって買ってましたが、買いに行く前、事前に名前などを確認できそうです。貴重な情報に感謝!
またさらなる15%引情報、ありがとうございます。昨日早速行ってきました。初日には沢山あったRIVOLの山が、売り場の片隅へ追いやられてしまうほどの売れ行きに驚きました。安いのでつい怪しい余計なものまで買ってしまいました(電気焼肉プレート←上段は大理石で肉や野菜。下段はラクレット専用プレート)。当初3Jは23日までと言ってましたが、28日まで延びたとのこと。またいらっしゃいますか??ファラエルさんの影響で帰国時の荷物が増えそうです。←なるべく身軽でいたいのですが。

投稿: バーバパパ | 2006年10月22日 (日) 22時17分

はなもげらさん、こんにちは。

ぜひぜひ行ってみてください。

私の知っているロン毛(死語?)のシェフも来ていました。
シェフ・フェチ(こんな表現あり?)の私は、結構嬉しかったりします。

投稿: farafel | 2006年10月23日 (月) 07時22分

沖楽さん、こんにちは。

小銭を振りかざしながら・・・ってよくわかります。
私も同じこと、時々してしまうからです。はしたない・・・。
お互いに、どこかに”大和撫子魂”を置き忘れてしまったようですね。気をつけましょう。

さて、ティエボー氏の野菜。どうやらBIOではない様子。ご指摘いただき、ありがとうございました。訂正しておきます。

投稿: farafel | 2006年10月23日 (月) 07時25分

ゆかりんさん、こんにちは。

そうそう、ナスを買うときに、店のお兄さんがナスの棘で「イテテテテ!」となっていました。新鮮な証拠ですよね。

築地祭り!
行ってみたい!
ホームシックになってしまいますねー。

投稿: farafel | 2006年10月23日 (月) 07時26分

ハワイのまゆみさん、こんにちは。

いえいえ、私にしたら、ハワイのほうがうらやましいです。
いいなあ。
隣の芝生は~というのでしょうか。

写真はカメラがいいのです。それと、被写体。パリはそこがすごい。絵になる被写体だらけ。
アングルとかは、どこかで見たような写真をまねして撮っているだけです。

投稿: farafel | 2006年10月23日 (月) 07時29分

バーバパパさん、こんにちは。

BIOの件、お調べいただき、ありがとうございました。
訂正しておきます。

ソルドはもう行きません。もう買いません。(←たぶん)

危険なので、ラファイエット・メゾンはあまり行かないようにはしております。(プランタンはのぼるのが面倒くさいので、頻度が低め)

あと絶対買いたいものがいくつかありますが、おそらく安くならないので、気分が盛り上がったら買おうと思っていますが。

投稿: farafel | 2006年10月23日 (月) 07時34分

>きゅうりはどうして真直で痛くないの?

キュウリは本来、真っ直ぐなものです。
株が生長不良になると生理障害で曲がります。

投稿: Sekizuka | 2006年10月23日 (月) 16時49分

Sekizukaさん、こんにちは。
はじめまして。

そうなんですね。
無知でした。
勉強になりました。
教えてくださって、ありがとうございます。

これからもご指導願います!

投稿: farafel | 2006年10月25日 (水) 06時33分

こんにちは。フランス旅行から帰ってきたところなんですが(今年二回目・・・)、なんとジョエルさんの野菜を3日連続で食べることに。1回目は自分でマルシェに行って買い、2回目はサン・ルイのレストランでジョエルの野菜を使っているメニューを食べ、3回目はお呼ばれしたお宅で。
春にも行ったので、今度は2回目だったんですが、一段と込み合っているような気がしました。

投稿: shin | 2006年10月27日 (金) 00時54分

shinさん、こんにちは。

おかえりなさい?というか、とにかくお疲れ様です。

なんと!
ジョエルさんのお野菜、ヘビーローテーション(←死語?)だったのですね。
いかがでしたか?

そうですね、混んでいることが多く、私は空いているときにしか買わないですね。おいしいけれど。

投稿: farafel | 2006年10月27日 (金) 07時12分

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