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2006年10月 9日 (月)

世界最高峰の生ハムを食す。 -Bellota-Bellota-

 世界には、いろいろな生ハムがあるけれど。

 スペイン産の生ハム、ハモン・イベリコのおいしさといったら。
 ほかの生ハムとは、明らかにレベルが違う。申し訳ないが、同じ種類の食べ物ではない。格が違う。個人的には、そんな感じだ。

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 今、一番、心が躍る食材かもしれない。

                                                                                

                                                                                

                                                                                
                                                                                                                                                                 

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 土曜日の夜。近所のビストロで食事しようとぶらりと出かけたものの、どこも満席でフラれ続けていた私たちに微笑んでくれたのだ。(人気の店は必ず予約をしましょう)

 店名でもある、ハモン・イベリコの中でも最高級の生ハム、ベジョータを存分に楽しめる。

 ギー・サヴォアロビュションデュカスなど有名シェフも一目置き、批評家から「ハムの宝石!」と評されるハムだ。

P1080447 ハムを固定したハモネロが数台並ぶ通路には、天井から骨付きのハモン・イベリコがぶらさがっている。
 ハモン・イベリコの蹄が黒いことに、初めて気づいた。

 ひさびさのリオハを飲みながら、突き出しのニンニクのピクルスをつまむ。

 チョリソーナヴァーラ産白アスパラガスイカのオリーブオイル風味を前菜に頼むと、パン・コン・トマーテが一緒にサーブされた。
 ガスパチョみたいなドロドロの液体をすくって、パンに塗りつけていただく。パンはとなりのプージョラン(secco)のものだと思われるおいしさ(思い込んで、確認するのを忘れました)。P1080455
 オリーブ・オイルとニンニクの風味が効き、かつ、爽やか。思わず、にっこり。普段、パンをあまり食べないのに、この夜はどうしたことだろう、パンのおかわりまでしてしまった! それくらいおいしかったということ。

 プラには、ベジョータの”火山盛り”!
 陶器でできたジンギスカン鍋みたいな器に、削いだベジョータを盛りつけ、ろうそくの炎でジンワリと温めながらいただくのだ。

 こんな食べ方は初めて。

P1080466 かすかな熱が伝わり、溶け始めたハムの脂が放つのだろう、かぐわしい香りが。どんぐりを食べて育つという、イベリコ豚独特の香りだ。

 手切りによる、不揃いな断面、厚みのなせる技だろう、かみしめるほどに、脂の旨みがじわっと広がる。ハモン・イベリコの何が好きかといえば、私の場合、断然、脂なのだ。

 軽やかな塩気も、まさに、いい塩梅。

 ハムを注文すると、そのハムの産地についてレクチャーするカードが、スタンドに立てられついてくる。それによると、食べているHabugo(ハブーゴ)村のハモン・イベリコはGrand Cruとなっていた。特級のハムというわけ。 P1080475

 お店の人も本当に感じがいい。

 満腹で、勧められたクレーム・カタランは今回はパス。コーヒーまで透明なお皿で統一されていて、モダンなスペインの雰囲気も少し味わえた。

 ※ハモン・イベリコについては、また後日、改めて。

 ○Bellota-Bellota P1080484_1
  18,rue Jean Nicot
    75007 Paris
    TEL:01 53 59 96 96
    休:日・月
  metro:Alma Marceau
    (パリ市内に他に3店舗あるほか、ラファイエット・グルメにも出店)

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コメント

もぅ、この記事には本気でノックアウトされました。
ハモン・イベリコが「ほかのハムとは同じ種類でない」というの心から共感です。ベジョータ、食べたことないんです。
あたためながら、木の実の薫りととける脂を感じながら食す!!もぅ読んでいるだけでよだれが・・
もぅこれだけを食べにでもパリに行きたくなります。

そしてにんにくのピクルス、白アスパラガス、想像しただけでワイン飲めますね(笑)

来年夏あたりに渡仏する予定なので(食べに♪)このお店は絶対行こうと二重丸でメモさせていただきました^^

投稿: コトリ | 2006年10月 9日 (月) 09時51分

 私もイベリコハムは大好き。これを食べてからイタリアの生ハムは食べなくなりました。塩味が丁度ワインにあい、コクがあってナッツの香りがするの。年3回日本からサンセバスチャンに通ったくらい!!
パリでも食べれるなんてうれしいです!!しかもこのお店雰囲気も良さそう!!

投稿: ハワイのまゆみ | 2006年10月 9日 (月) 17時28分

コトリさん、こんにちは。

なんだかダラダラ飲めて、好きでした。このお店。

ただ、やっぱり、ここはフランス。
「生ハム、来ないなー」と待ち遠しく思っていたのですが、前菜が終わらないと持ってきてもらえなかったのです。

しかもピュレ付き。

やっぱり日本人はいろいろなものをテーブルに並べてチョコチョコ食べたいですよね・・・。

最初から持って来てと頼めばよかったのですが。次回リベンジします。

投稿: farafel | 2006年10月10日 (火) 16時07分

ハワイのまゆみさん、こんにちは。

年3回、サン・セバスチャン!
うらやましいです。

ずっと前に一度行ったときの美味しい思い出は、今でも。
パリにいる間に、せめて一度は行きたいと思いつつ・・・。

イベリコ・ハムをいただくたびに、遠い目になります。

投稿: farafel | 2006年10月10日 (火) 16時11分

お久し振りです~!!お元気ですか?
めちゃくちゃそそられちゃいますココ!是非案内してくださーい!
こうゆう系にめっぽう弱い私です。

投稿: haruka | 2006年10月10日 (火) 18時22分

こんにちは。私も3年位前にこのお店に行ったことがありますが、その時はイベリコの素晴らしさをあまり知りませんでした(笑) ベジョータの”火山盛り”最高に美味しそうですね!

投稿: Lio | 2006年10月11日 (水) 20時08分

harukaさん、こんにちは。

お戻りはいつですか?
クビを長くしてお待ちしております。
harukaさんがこういう系に弱いのは、よく存じ上げているつもりです。
ぜひぜひ、ご案内させてください。

投稿: farafel | 2006年10月12日 (木) 07時18分

Lioさん、こんにちは。

以前行かれたときは、イベリコをお食べにならなかったのですか?
確かに、ハムに行き着くまえに、日本人好みのオツマミがいろいろありますよね。
私もついつい、頼みすぎるところでした。火山盛り(勝手に命名しているけど、いいのかな?)は、ここのオリジナルなのか、現地でもこうして食べるのか、なぞなのです。スペインでは見たことがないのですが、現地ではどうなのでしょうか?

投稿: farafel | 2006年10月12日 (木) 07時21分

私もこの前初めてイベリコをいただき(ほんの少量)、痛く
感激しました。

とにかく贅沢な一品、というイメージをその時に植えつけら
れたので、こんな山盛りのプラでは卒倒してしまいそうです。
しかも軽く暖めるなんて、さらにおいしそう。この器はきっと
イベリコ暖め用に作られたものなんですね。

これはぜひ、行って見たい(-_-*)
ランチ前に見て後悔…。

投稿: sayagata | 2006年10月12日 (木) 18時36分

sayagataさん、こんにちは。

私も自分で写真を撮っておきながら、眺めているうちに、また食べたくなってきましたよ。

こんなにも人をひきつける、ハモン・イベリコは罪なハムです・・・。

投稿: farafel | 2006年10月13日 (金) 06時24分

いつもfarafelさんのおいしいお店情報をたのしみに拝見しています。
Bellota Bellotaは私も一度行きましたが、雰囲気も味もいいですよね!チーズとオリーブとアーティショーのオイル漬けなどの盛り合わせを食べたと思います。
イベリゴに限らず生ハムは大好きですが(シャルキュトリ系は何でも好きなのです)、ベジョータの“火山盛り”は初めて知りました。近々また行って食べたくなってしまいました・・・

投稿: hare | 2006年10月14日 (土) 02時24分

hareさん、こんにちは。
はじめまして。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

何を頼もうか、メニューを見ながら、目がキョトキョトしてしまいますよね、このお店。
オツマミ系が好きなので、困ります。

ほんと、あの火山盛り、あのお店のオリジナルなのでしょうか。謎です。今度行って、聞いてみます。

これからもよろしくお願いいたします。

投稿: farafel | 2006年10月15日 (日) 10時58分

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