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2006年8月10日 (木)

王妃クロード

Reineclaud_2 バカンスで、”櫛の歯が欠けたよう”な感じで店がたつ、IENAのマルシェへ。いつもの賑わいがウソのようだ。

 八百屋さんへ。
 少し前まで、サクランボばかりだったのに、今はモモネクタリンプルーンミラベル、そしてレーヌ・クロードに選手交替している。

 レーヌ・クロード(reine-claude)。

 16世紀、フランス国王フランソワ1世の王妃にちなんで名づけられたスモモだという。(引用:フランス料理用語辞典

 緑色がかった黄色のその外見は、梅の実のようだが、酸っぱくない。

 「甘いのを選んでね!」と熟れているのを選ぼうと手を出すマダムに、「大丈夫、全部、十分甘いですから」とけん制する店のマダム。バカンス中といえども、マダムの熱いバトルはいつも通りだ。

 数個買い、帰り道に歩きながら食べる。

 甘い! 酸味はほとんど感じられず、種の周りまで甘い。レーヌ・クロードに限らず、スモモ系は、熟れすぎると繊維がたけた感じになるのが苦手なのだが、今日のはアタリだ。

 調べてみると、レーヌ・クロードの酢漬け(Reine-claude au vinaigre)、レーヌ・クロードとサクランボのクラフティ(Clafoutis de reine-claude et cerises)、レーヌ・クロードのコンフィチュール・ラム風味(Confiture de reine-claude au rhum)などいろんなルセットがあった。 

Cae16bontempsclaude プルーンの名産地で知られるAnjou(ロワール地方)には、レーヌ・クロードを使った地方菓子 Le Pâté aux prunes があるという。(参考記事:http://www.boulangerie49.com/formation/index.php?id_page=26&id=13

 「7~8月の暑い日ざしを浴び、よく熟れ、甘くなったレーヌ・クロードを使わなくては!」とのこだわりよう。
 さぞかし、おいしいのだろう。一度食べてみたいものだ。

 ※写真の女性が王妃クロード。慈悲深き方だったそうだ。

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» Reine-Claude・レーヌクロード [ein verlorenes Schaf めひつじさんのあれこれ]
青梅のような果実farafelさんのブログで紹介されていた果物。 reine-claude・レーヌクロード 16世紀、フランス国王フランソワ1世の王妃にちなんで名づけられたスモモだそうです。(引用:フランス料理用語辞典) このドイツでもMarktやスーパーで売られていました。見た目はすっぱいであろう梅にしかみえない果実。そんな日本人の先入観を見事うちやぶりました。これは甘くておいしい。ブラックチェリーとプルーンの間くらいの甘味と酸味。 ただ、めひつじが購入したのは安いものだっ... [続きを読む]

受信: 2006年9月 5日 (火) 10時24分

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受信: 2006年9月 6日 (水) 08時19分

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