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2006年5月12日 (金)

マニア垂涎?のDVD

 三ツ星レストランのなかでも、”別格扱い”の感のある、L'ambroisie(ランブロワジー)。

 抵抗なく、いろんなレストランに行くほうだが、ここはなんとなく、敷居が高かった。”お子様お断り”的な。シックな高齢の常連客が多いような。
 良く言えば、正統派。悪く言えば、超保守派なイメージを勝手に持ち、一度も行ったことがなかった。Dvd

 スタージュ先のシェフに教わり、入手したDVDを観るまでは。

 ”L'Ambroisie  Les secrets de cuisine de Bernard Pacaud(「ランブロワジー -ベルナール・パコーの料理の秘密-」”(edition montparnasse)と題された、フランスのTV局、France 3によるドキュメンタリー。

 パコー氏の回想録を、ランブロワジーの一日の中に挟みながら、物語は進む。パコー氏は意外に饒舌で、感受性の強い人物のようだ。

 圧巻は、目を見張る、食材の美しさ。それらが、いとおしむように手を加えられ、一層輝きを増す、驚き。ただ、ただ、ため息。
 パコー氏が、魚担当の日本人シェフを例に挙げ、「この日本人は、食材を傷めることなく、大切に扱い、元の姿より美しい形に仕上げていく」と解説する部分は、何度でも観たいシーンだ。

 店の一日は続く。

 予約の電話はひっきりなしに鳴り、サービスが始まっても、てんやわんやになることなく、各々が黙々と、そしてきっちりと、自分の仕事を完成していく。どこか、淡々とした時間が過ぎていく。若くても、選り抜きのシェフばかりという評判のランブロワジーのキッチン。スタジエール(研修生)の入る隙間はないが、興味深く見入ってしまった。

 最後に一皿一皿をチェックし、仕上げていくのがパコー氏。

 常にポロシャツ姿で登場する彼が、従業員のために作る”まかない”を、食べてみたい。

 もちろん、レストランにも行きたくてしょうがなくなる、危険なDVDなのだ。

 ○L'Ambroisie
  9,pl des Vosges
    TEL:01 42 78 51 45
    休:日・月曜日
  Metro:St.Paul

 ※DVDにはスペシャリテの作り方など”おまけ”映像付き。ルセットのカードも。英語字幕付き。マニア垂涎DVDなのだ。

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コメント

こんばんわ~!
久々コメントです。

ほぅ。
これがあの噂のブツですか、うーんなんか特典もツボを獲てますね。

まさか買ったのですか?

投稿: haruka | 2006年5月13日 (土) 04時43分

harukaさん、こんにちは。

そうですよ、買ったのですよ。ウワサのブツ。

そんなに高くありません。いかがですか?

投稿: farafel | 2006年5月14日 (日) 06時50分

はじめまして流離う大阪人と申します。らんぶろわじ~さんのブログから参りました。初めてコメント書かせていただきます。こちらのブログの記事は本当に涎ものの記事ばかりなんで、いつも楽しく拝見しております。↑のDVDいいですね~こんなの日本で売ってません!どっかの代理店が輸入せんかな~

投稿: 流離う大阪人 | 2006年5月16日 (火) 14時11分

流離う大阪人さま、こんにちは。
はじめまして。

らんぶろわじ~さんのブログは本当に涎が出ますね。危険です。
流離う大阪人さんもランブロワジーファンなのですか?
私は行ったことがないので、あこがれるばかりです。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: farafel | 2006年5月17日 (水) 07時46分

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