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2006年4月18日 (火)

ブルターニュ、満喫なのだ。 -Les Maisons de Bricourt-後編

R1  ホテルから迎えの車でレストランへ。

 20時前なので、光が差し込み、まだ明るい店内。「お昼間に来たら、さぞ気持ちが良いだろう」と想像する。

 まずは、シャンパーニュ。熱した石に載ったアミューズをいただきながらメニューを眺める。ベットラブのチップス、一口サイズに巻かれたガレットがおもしろく、気が散って、メニュー選びはなかなか進まない。

 
 アラカルト、Une Expression de la Bretagne、Une Image du pays Malouinというムニュがある。
 ”伝説のオマール”が出るのはUne Image du pays Malouin。Pays MalouinとはカンR2 カル、サン・マロ一帯の地方のことらしい。

 オマールを単品で食べてみたかったが、ムニュならテーブル全員で、とのことであきらめた。

 ”時と風によって創り出された”と副題のついたUne Image du pays Malouin。海の幸、山の幸満載のムニュは以下の通り。忘れてしまった部分が多く、すみません。R3(注:写真はクリックすると、大きくなります)

 貝ガラに盛られた3種(写真上)。オマールのビスクとか、そんな感じだったが、ほんのちょっとの量のせいか、正直、よくわからなかった。

 サン・ジャックのお刺身、フルーツソースあえ。お皿が縦に置かれ、驚く。海苔とか、キュウリの切り方とか、和風なプレゼンだ。

R4

 トコブシ、エビ、はまぐりがぽつんと入ったお皿に、ブイヨンを注いでくれる。潮の香りがプンと立ち上る。

R5

                                                                        

 Huitres tiedes, jus d'herbes des falaises,graines lointaines et sarrasin(温かいカキ、断崖のハーブ?のジュ、ソバと穀物添え)。先週号のFigaro Scopeでもポップコーンや麦など穀物を使うレストラン特集をしていた。今、流行の食材なのだろうか?

 そしてこれがオマール。R6

 Homard en deux services au vin de xeres, piment et cacao dans l'esprit du ⅩⅨe siecle.(オマールの2種ソース、シェリー風味と唐辛子とカカオ風味。19世紀のエスプリで???)
 オマールにカカオ・・・。不思議な組み合わせだが、食べてみると、カカオのコクが絶妙な調和を生み出しているのに気づく。ぺロッと食べてしまい、「アラカルトで頼めばよかった」と後悔しても、もう遅い。

R7

Turbo en blanc, amandes, pavot, sesame, pamplemousses confits et pousses germees a la Maison(白く煮たヒラメ、アーモンド、ケシ、ゴマ、グレープフルーツのコンフィ、自家製の新芽)。 R8

                                                                                                                         

 子羊。これも縦のプレゼンテーション。

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 フロマージュのワゴン登場。ローカルのR10チーズを選んでもらう。長い舌のようなビスキュイ?と一緒に。

 

 デザートいろいろ。リンゴのミルフィーユ仕立て。

                                                                         R11_1   

飴がきれいなアイスクリーム。

 

 

スパイスR12の箱に盛られたスウィーツを、コーヒーとともに。お茶は鉄瓶でサービスされる。

 最後にお猪口みたいな容器に入ったアボカドのスープ?とパッション・フルーツ入りの温かい飲み物・・・。R13

                                                                          

 

 予想より、スパイスづかいは控えめ。あくまでも、素材や料理を引き立てるために効果的に使われている感じ。

                                                           

 パリの三ッ星に比べ、サービス、プレゼンテーション、食器など、洗練性では若干劣る気がするが、ブルターニュの滋味豊かな食材を生かした皿の数々は、パリから足を伸ばす価値は十分ある。スタッフも気取らず、とても感じが良い人たちだった。

 
 気がつけば、12時前。

 満席だったが、常連なのか、アラカルトで注文し、サクサク帰っていく人が多く、残っている客もまばらだ。リゾート地らしく、カジュアル・シックな人が目立った。春のバカンスの初日だったからかもしれない。

 ローランジェ氏が見送りのために登場したので、持参したミシュラン(もちろん2006年版)にサインしていただいた(←ミーハー)。

 レストランのHPにアップの顔写真が多用されているので、「ナルシストだったらどうしよう?」と心配していたが、意外に小柄で、物腰柔らかな素敵な方だった。余計なことばかり話し、お祝いの言葉を忘れてしまった・・・。

 この場を借りて、三ッ星昇格、おめでとうございます。またオマール、食べさせてください。今度は単品で!
 
 
  ○Les Maisons de Bricourt

  1,rue Duguesclin
    35260 Cancale
    TEL:02 99 89 64 76
    FAX:02 99 89 88 47
    http://www.maisons-de-bricourt.com

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コメント

私たちも去年の9月に、このコースを食べました。
やっぱり、カカオのオマールが絶品で、、、、

そして、やっぱり次に行くときは単品で、と誓った次第でした。

投稿: あっこ | 2006年4月19日 (水) 13時30分

あっこさん、こんにちは。

そうそう、そうやって、皆さん、オマールのお話をなさるのですよ。うっとりとした顔をして。

お陰で”らしくない”旅をしてしまいましたよ。ドライブ、嫌いなのに・・・。

でも、また行って、絶対に単品で食べたいです。

投稿: farafel | 2006年4月21日 (金) 07時38分

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