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2006年1月29日 (日)

ピエール・エルメのイスパハン

 コルドンのクラスメイトが我が家に集まり、フェット(Fete/パーティ)

 お誕生日の友人のために、学校の昼休みを使って、パストゥール(Pasteur)Pierre Herme(ピエール・エルメ)にケーキを買いに行った。学校の冷蔵庫に入れておけば、夕方まで大丈夫。ispahan

 本当は、フィガロで紹介されたなかで、最高額だったガレット・デ・ロワ(40ユーロ)を買い、真剣に”王女の座”を狙おうとも思ったが、さすがにもう生産終了だった。残念。

 いろいろ迷ったが、女の子らしいIspahan(イスパハン)にした。結局いつも、これを買ってしまう。ケーキはあまり得意ではないので、冒険できないのだ。

 なので、おいしさは保証付。

 バラ風味のマカロン、濃厚なクリーム。中にはライチとフランボワーズが入っている。マカロンのサクサクとした食感とねっとりしたクリームに、ライチの甘さ。フランボワーズの酸味がほどよいバランスをとる、絶妙な組み合わせ。

 飾られたバラの花びらの表面には、ちゃんと水滴が落ちている芸の細かさなのだ。

 マカロンで有名なLaduree(ラデュレ)にも、ハート型で同様のケーキがある。P.エルメはラデュレのパティシエだったから、彼の置き土産なのだろうか。

raichi  ところで、このライチとバラ。

 日本人にはなかなか馴染みのない組み合わせと言えるだろう。

 日本では冷凍のライチしか食べたことがなく、おいしい印象はなかったのだが、フランスでは生のライチ(litchi/リチー)をよく食べる。ちょうど、今が旬。八百屋さんの店先には必ず並べてあり、スコップでビニール袋に入れて買う。甘さが強く、なかなかおいしいのだ。

 バラの香りと同様、甘い独特な香りがフランス人好みなのだろう。

 

 フランボワーズ(franboise)も手軽に生で食べられる食材。ふわふわの産毛のような毛がはえた柔らかな実が小さな箱入りで売られている。旬は初夏だが、年中見かける。

 フロマージュ・ブランとまぜたり、粉糖をふったり、ちょっと立てたクリームとあわせてもいい。ケーキに入れて焼いてもおいしい。日本だと、生のフランボワーズは相当高いだろうし、ほとんどは冷凍なのでは? 
 
 驚いたのは、こういったベリー系のものは、決して洗わないということ。シェフによっては、イチゴさえも「洗わず、濡れ布巾で拭きなさい」。franboise
 
 水っぽくなるのを防ぐためなのだが、農薬は?雑菌は?と毎回ためらってしまう・・・。と言いながら、「こんなに手軽に食べられるのも、今のうち!」とバクバク食べてますけどね。

  ○PIERRE HERME
  185, Rue de Vaugirard
    75015 Paris
    TEL:01 47 83 89 96
  Metro:Pasteur
    http://www.pierreherme.com

 ○Ladurée Champs Elysées
    75, avenue des Champs Elysées
    75008 Paris
    TEL:01 40 75 08 75
  Metro:GeorgeⅤ/Franklin D.Roosevelt
    http://www.laduree.fr/
   
  

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コメント

farafelさん、こんにちは。
これはたまらない写真です!美味しそう。
色だけならばアメリカでも見つけられそうだけれど、薔薇、ライチ、ラズベリーを組み合わせて美味しく仕上げるなんて高等な業ができる人はなかなかいないのではないかと思います。やっぱりパリ、フランス、羨ましいです!!
写真で味見ができればいいのに~。

投稿: Suzzy | 2006年1月31日 (火) 08時21分

Suzzyさん、こんにちは。

バラ、ライチ、ラズベリー。
かなり、キザではないですか?

作っている人が、あの丸っこいエルメ氏だとは。

フランス人は生まれながらのロマンチストなのですね、きっと。

投稿: farafel | 2006年2月 1日 (水) 08時20分

こんにちは。福岡でおあいしたひよですよ!

このケーキ、とても可愛いですねー!!
なんて甘い色使い!!
味もあまーいのでしょうか?
ラズベリーだから甘酸っぱい感じかな?

また遊びにきます!

投稿: ひよ | 2006年2月 8日 (水) 06時14分

ひよさん、こんにちは。

おっしゃるとおり、甘酸っぱいケーキです。

書いているだけで、なんだか、口の中が酸っぱくなってきました・・・。

投稿: farafel | 2006年2月 8日 (水) 07時41分

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