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2005年12月 4日 (日)

仏にも“ガセビア”? ル・クルーゼの由来。

先日行ったAux Lyonnais(オー・リヨネ)の入り口で販売hon1されていた本、Le  Creuset-Le livre de cuisine-(Lec.16ユーロ)。

半年くらい前に食専門の書店、Librairie Gourmandeで購入したのだが、このレストランのシェフ、David Rathgeberが料理を担当していて、その時は「へえ~」と読んだのに、すっかり忘れていた。

本の中では、伝統料理をアントレからデセールまで、日本でhon2も人気のある鋳物ホーローウエア!、ル・クルーゼを使ったレシピが満載。ココット皿を使ったGratin d’ecrevisses(ザリガニのグラタン)、ココット・ロンドで作るChou farci braise(キャベツの詰め物)、プレート・タタンを使ったTarte Tatin(タル ト・タタン)・・・。どれもおいしそうで、どれを作ろうか、本気で悩む。

ココット鍋で調理する歴史はフランスでは19世紀初l6頭に始まったといい、伝統的なビストロには欠かせないアイテムだろう。

先日、友人が頼んだ“豚のほっぺと白いんげんの煮込み”は、ココットでサーブされていた。ココットで出された料理を見ると「あれ、ください!」と頼まずにはいられない。それだけでおいしそうに感じてしまうのだ。なので、フランスのソルドの時期、洋服には目もくれず、ル・クルーゼやSTAUB(ストーブ)の鍋を少しずつ買い集めている。固い肉も柔らかく煮えるし、熱伝導もいいし、保温性にも優れ、とても気に入っている。

フランス人にももちろん有名だ。フランス人の知人と車でブルゴーニュ地方に向かう途中、「ル・クルーゼって鍋、知ってる?」と尋ねられた。道路標識を指し、「このLe Creusot(クルーゾー)という街が発祥の地なんだよ。あの鍋はもともとル・クルーゾーと呼ばれていたんだ」と教えてくれた。 「へえ~」と私。「買うなら伝統的カラー、オレンジを」とまでアドバイスされ、友人にも得意気に教えた。

今回、ブログにその話を書こうと調べてみると! Le Creusotの街のHPには鍋の“な”の字もなく・・・。

しかも『「クルーゼ」とは、フランス語で「坩堝」を意味します。高熱でどろどろに溶かした鋳鉄を型に流し込む製法を表している「クルーゼ」に定冠詞の「ル」をつけて「ル・クルーゼ」の社名は誕生しました』とル・クルーゼジャポンのHPには説明があり、

『北フランスのエーヌ県(AISNE)サン・カンタン市郊外の小さな町、フレノワ・ル・グラン。200年以上も前から鋳物製品がつくられているこの地方で、1925年、ル・クルーゼ社は創業しました』と続く。(引用http://www.lecreuset.co.jp/

北部と中部。場所も全く違うではないか。

どうやら、“ガセビア”をつかまされていたようだ。でも他の友人も別のフランス人から同じ話を聞いたというから、フランス人に定着した“一説”なのかもしれない、ね。

Librairie Gourmande

4 rue Dante, 75005 Paris

Tel:01 43 54 37 27 Fax:01 43 54 31 16

Metro :Maubert Mutualite

     Le Creusot http://www.le-creusot.fr

     ル・クルーゼジャポンhttp://www.lecreuset.co.jp/

     Le Creuset France http://www.lecreuset.fr/

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コメント

farafelさまへ

ル・クルーゼのお鍋、私もファンです。
本、いいですね。
ほしい!

ほしいのですが、フランス語でしょうね。無理・・・
せめて、英語版ないのかしら?

我が家でのル・クルーゼの出番はほとんど和食。
昨日は聖護院大根を煮ました。
煮魚もとてもきれいにできます。
おかゆから、豚汁、けんちん汁、豚の角煮、五目豆、などなど、
我が家の日常生活に欠かせない大事なお鍋です。


投稿: nana | 2005年12月 5日 (月) 16時16分

nanaさん、こんにちは。

和食にもぴったりですよね。
肉じゃがもいい。

私はこれから白インゲンを煮ます。
カスレを作るつもりです。

そのままオーブンにドーン。なのも便利ですよね。

投稿: farafel | 2005年12月 5日 (月) 17時09分

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