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2005年11月21日 (月)

僕はトルネができない

 最低気温がマイナスになると、ついつい家に引きこもってしまう。体を動かしていないからか、お昼を過ぎても何を食べたいかピンとこない。冷蔵庫の中を見ると、ダイコンがあった。昨夜のお鍋の残りのお出しで煮てみることにした。

ダイコンを切っているうちに、久しぶりにトルネ(tournerの練習をしようと思いついた。そう、私はトルネがうまくできない。

toruneトルネとは、ダイコンをはじめ、ジャガイモ、ニンジン、クルジェット(ズッキーニ)などの野菜をほっそりしたラグビーボールのような形(シャトーといったらおわかりになるだろうか?)に飾り切りすること。シャンピニオン(マッシュルーム)トルネは、かさの表面にグルグルのきれいな模様を入れる。ほかにもアーティーチョークとか、いろいろな種類と方法がある。

コルドン・ブルーに通っていたころ、「週末何キロもの野菜を買って、家で練習しなさい」とシェフ。日本人には馴染みのないプティ・ナイフ(オフィスと呼ばれる)に慣れるのまず苦労した。あるシェフは刃の半分を握り、固定してスッ、スッと一気に切っていた。はじめは怖いが、手が大きい人にはいいかもしれない。最初はニンジンなど硬い野菜で練習するのもコツと言えるかもしれない。

米国人のクラスメートは「そんなの機械を使えばいいでしょう」と、実習のときも2~3個しかトルネしなかった。真面目な日本人の私は実習でもちゃんと数をこなし、家でも手首が痛くなるほど練習した(最初のうちだけ、ね)。

それなのに、いまだにスピードと美しさが安定しない。手先の器用な日本人としては、ちょっとダメな部類だろう・・・。ひさびさにやってみると、さらに腕がなまったのか、写真の通り、イビツな仕上がり。

でも街中のレストランでギョッとするような(えぐれていたり、大きさが不揃いだったり)トルネに出くわすと、ちょっと安心したりして。

ま、トルネなんて、もう古いよ。ほかに学ぶことがあるよ。と自分をかばってみたりする今日このごろ。

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コメント

そう、きれいなトルネ、実際のレストランでもあまり見ませんよね。

ただ、私達と同じ学校に行ってらっしゃった某有名版画家さんがプロデュースする銀座のフレンチのお店では、きれいなトルネの野菜たちがでてきて、「さすが!」と思ったものです。

私も、、、、スタージュ先では一度もしないで終わりました。なのでやっぱり苦手です。

投稿: あっこ | 2005年11月23日 (水) 03時30分

現場の方もできないのなら、ホッ。
でも、ちゃんとできるようになりたいのです。

あとうまくできないのが、キュイエール・パリジャンでくりぬくヤツ。
意外にきれいに丸くできない。

がんばります。

投稿: farafel | 2005年11月23日 (水) 18時40分

こんにちは、4年目のパリことemiです。

 私もコルドン時代に・・・トルネ・・・苦手でした、というか、丸くするために取られる部分が勿体無い・・・とひたすら思っていました。

 いや~通常生活では必要ないですよねえ・・
でもトルネようナイフがあり、今でも少しやりたくなります。

投稿: emi | 2005年11月26日 (土) 01時07分

emiさん、こんにちは!
はじめまして。

トルネ用ナイフも便利ですよね。
でもあのかたちがちょっと怖い。
まさかりのよう・・・。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: farafel | 2005年11月26日 (土) 19時27分

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