2013年8月11日 (日)

PerthーKL

所用があり、オーストラリアの西岸の都市、パースに来ています。


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オーストラリアは20数年ぶり。

当時はバブル景気真っ只中。
シドニーの街は、景気の良い日本人観光客でにぎわっていたのを思い出す。
リムジンで観光したり、ロブスターのお刺身を注文したり。
半沢直樹世代なら、記憶にあるのでは?


そして今、初パース。
雨季なのか、一日に何度も雨が降るオフシーズン。
大挙する中国人観光客勢に比べ、日本人の私達は地味な旅行者だ。
(楽しそうな修学旅行生はたくさん見ました)


まずは、オージービーフ100%のバーガーで腹ごしらえ。
リーンな赤身肉が嬉しいお年頃なのだ...。


パリから14.000km。
飛行機を乗り継ぎ、20時間くらいか。

パリからはずいぶん遠く離れてしまった。


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2012年9月 9日 (日)

Hawaii話 ④モノクロームの世界

 


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 走っても、走っても、目の前に広がるのは真っ黒な溶岩ばかり。

 ハワイ島、キラウエア火山国立公園から東へ下り、海へと向かう道、Chain of Craters Roadを車で走る。流れ出た時のうねりを残したまま固まった溶岩(lava)がむき出しになっている。青い空、遠くの海、そしてところどころに生えた草木を除けば、そこはモノクロームの世界なのだ。

 Big islandと呼ばれるハワイ島は、ハワイの島の中で一番若く、大きい。そして活発に続く火山活動により、今も成長を続けている。どろりとした溶岩が海に流れ込み、蒸気を上げながら固まっていく様を見ると(ビデオで、ですが)、陸地とはこうしてできるのだと妙に納得した。

 煙が立ち上るハレマウマウ火口を見た後、 T.ジャガー博物館で、ハワイ島の火山について学ぶ。ハワイの神話に登場する女神ペレ”髪の毛“”涙と名付けられた、珍しい火山砕屑物も展示されている。ゴツゴツした溶岩をアア(aa)、右の写真のような滑らかなものをパホエホエ(pahoehoe)と言うのだそうだ。真っ黒のアアだらけの場所に立つと、巨大なガトーショコラを連想するのは私だけだろうか。

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 溶岩が砕けてできた黒砂のビーチ、Punaluu black sand beachへ足を伸ばす。黒い砂と打ち寄せる白い波しぶきのコントラストが美しい。

 裸足で歩くと、当然ながら足が真っ黒になるのがおもしろい。

 

 見たことのない景色と出会えて感激。旅はやっぱりいいですね。

 


 

 

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 ※スーパーで買った塩、Black Lava Hawaiian sea saltPele's Fire Hawaiian seasoning salt(写真右下)

 黒いのは溶岩ではなく、活性炭。さて、何に使うとおもしろい?

 シーズニングソルトは薫製のパプリカ、チリ、カイエンヌパウダーなどスパイシーなブレンド。肉・魚、どちらでも合いそう。ニンニク入りマヨネーズに混ぜて"Pele's fire Aioli"にしても。

 

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2012年8月19日 (日)

Hawaii話 ③読書@ハワイ島

         

 映画公開時に購入したものの、積ん読状態だった『ミレニアム』シリーズ(ハヤカワ文庫)が、今回の旅の本になった。

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 スウェーデンの作家、スティーグ・ラーソンの三部作からなる小説。全世界で6200万部を売り上げたベストセラー。ちょっと怖い。

 この程度の予備知識、先入観なし(主人公は、D.クレイグを思い浮かべて読んだくらい)で読み始めたというのに、すっかり引き込まれてしまった。

 登場人物ひとり一人が細かく描写され、それぞれの話が同時進行しながらストーリーが進んでいく。そこがとてもおもしろい。

 しょっちゅうサンドイッチ食べてるなあ、コーヒーメーカーはElectrolux社製なのだろうな、シンプルだけどインテリアかっこいいんだろうな…など、北欧をイメージしながら読めるのも楽しみのひとつ。

 そしてなにより、そのストーリー。
 ハラハラ、ドキドキどころではなく、あまりの恐ろしさに本を閉じてしまうこと、たびたび。
 息を詰めて読んでしまい、緊張で肩が凝ってしまった。続きが知りたくて、ついつい夜更かしもしてしまった。

 リラックスして読書するのを楽しみに来たようなものなのに…。

 帰路の機内でも「ひぃ〜〜」(楳図漫画風に)とひとり、心の中で叫びながら読み続けたのだった。

 帰国後、さっそく映画『ドラゴンタトゥーの女』をDVDで観た。
 かなり端折られていたけれど、オープニングタイトルが衝撃的で、何日も頭から離れない。「移民の歌」のカバーもかっこいい。さすがD.フィンチャー

 『007』にありそうな気がするのは、D.クレイグのせい?



 読書@ハワイ島

 地元ブルワリー、KONA BREWING Co.のビール(写真右)&地元産のマカダミアナッツ

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 スーパーでは、日本と同様、いろんな種類のビールがあるので迷ったが、一番ラベルがかわいかったので選んだ。ラガーエールをいただいたが、他にも数種類作られている。レストランでは地ビールとして出されていたので、きっと人気のブランドなのだろう。
 工場見学もできるので、ハワイ島の観光プランに加えても。

 常夏ハワイでも、ラーソン三部作は、書店で平積みになっていた。ペーパーバックとはいえ、まだまだ人気は続いている様子。
 安くなっていたので、英語版で読んでみようと第1部『The Girl with the Dragon Tattoo』を購入。秋の課題図書です。

 ○KONA BREWING Co.
 
http://konabrewingco.com/

 

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2012年8月15日 (水)

ロンドンオリンピック

 

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 日本選手団の大活躍もあり、結構、ちゃんと観た。

 ハワイ滞在中は、水泳と体操競技の時。

 テレビで毎日放送されていたので、アメリカの選手に少し詳しくなった。(M.フェルプスのママは、現地では超有名人なのですね)

 でも、一番はまって観たのは、開会式
 「次は何? 次は誰?」と目が離せず、結局全部見てしまった。
 
 コンテンツ、豊富ですね。

 もし、パリ開催になっていたら(2012開催に立候補していたのを覚えていますか?)、どんな開会式だったのだろう? ちょっと見てみたかった気がした。


 ※写真は、ロンドン土産にいただいたバタービスケット
   メダルの型押しになっています。 

   オリンピック観戦、うらやましい! ありがとうございました。

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2012年8月12日 (日)

Hawaii話 ②ハワイの南蛮?菓子 malasada

 
 昨晩の「世界不思議発見」では、ポルトガル領のアゾレス諸島が紹介されていた。
 ポルトガル沖約1000kmの大西洋上に浮かぶ9つの島。
 以前訪れたマデイラよりもっとエキゾチック。そして、日本からだとかなり遠そう!
 リスボンから1500km、北米の東端から3900kmに位置することから、大航海時代は、新大陸への航海中継点として重要な役割を果たしていたという。(参考)

 「ヨーロッパのタイムカプセル」というコピー通り、古くからの伝統が未だ息づいている。番組では、南蛮菓子のひとつ、有平糖の語源となったと考えられる飴細工、アルフェニン(alfenim)が、アゾレス諸島のテルセイラ島にあると紹介されていた。
 
 時代は違うが、実は、ハワイにもアゾレス諸島から伝わったものがある。
 日本にも進出しているハワイの名物スイーツ、マラサダ(malasada※)だ。

 卵たっぷり、イーストで発酵させた揚げドーナッツは、アゾレス諸島最大の島、サン・ミゲル島が発祥(マデイラ説など、諸説ありそうです)。1800年代初頭、ハワイに移民としてやってきたアゾレス、マデイラ出身のポルトガル人が持ち込んだという。

 (※本当はダブル”s”のmalassadaが正)

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 実は一度も食べたことがない。
 「本場で一度は食べてみたいな〜」と思っていたら、ワイケレのアウトレットの駐車場の端っこにマラサダのワゴンを偶然発見(写真上)。しかも、有名なLeonard’s Bakeryという店の出張店だった。なんという幸運。                 

 

Img_1097_2 パッケージのピンクが可愛らしい。
 ラードで揚げたてのシンプルなのをひとつ、脂っこいかなと思いつつ、パクリ。
 ジャリジャリのグラニュー糖がまぶされた生地はフワフワ柔らかで、意外にぺろりと食べてしまった。
 
 クリーム入りやシナモン味など、いろいろなフレーバーがあるのだとか。
 いい年をして、顔が砂糖だらけになるのが難点。

                     
 

 

 ○Leonard's Bakery
      http://www.leonardshawaii.com 
 

   Hawaiian Sweet Breadというふわふわのパンも、実はポルトガル移民が伝えたもの。ハワイの食では、日本や中国の食文化の影響が目につくが、ポルトガルから伝わったも意外に少なくないのですね。
 (写真下は、スウィートブレッドで作ったフレンチトースト)

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 参考文献:Rachel Laudan『The Food of Paradise』/University of Hawaii Press

 

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2012年7月30日 (月)

Hawaii話

はわイイ話、のつもり。

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10年振りのハワイ。
のんびり、まったりの旅。(やっぱり)

マンゴーとパパイヤのおいしさに感激。
近くのスーパーで買ったものなのにね。

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2011年11月26日 (土)

焼き菓子偏愛主義 ⑦MeertのGaufle

 

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 発売中の雑誌『giorni』は読み応えがある。
 特に、「長尾智子さんパリ1週間」の特集は、すてきなお店や情報ばかりで、今にでもパリに飛び立ちたくなる(ホントに)。

 帰国して4年がたち、パリガイドで取り上げられている店も知らないところばかり・・・。
 アップデートしたいなあ・・・とページをめくっていて目に留ったのが、昨年末パリに出店した、北フランス、リールにあるMeert(メール)という老舗パティスリーのGaufle(ゴーフル)だ。


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 夏に、「最近流行っている」とフランス土産にいただいた。
 長細い楕円のゴーフルが何枚か重なって紙に包まれている。オランダ土産の定番、ストロープワッフルよりもっと湿っていて、へな〜っとしている。
 本当にこれが流行っているの?

 「冷蔵庫に入れてはだめ」と言われても・・・。
 夏という季節柄、あまりおいしそうに見えなかったのだが、恐る恐るいただいてみると、中にはヴァニラが効いたバタークリームが挟まれている。
 砂糖がジャリジャリして、小さい頃食べた砂糖バタートーストをを思い出した。

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 懐かしくてシンプルな味で、見た目よりイケたのだった。

 スーパーでも菓子メーカー版のゴーフルが売られているほど!(写真右)

 疑ってすみません。

 ○Meert
 16 rue Elzevir 75003
 Paris
 TEL: 01 49 96 56 90

 ※調べてみると、Meertの本店は、1761年に創業。マダガスカル産ヴァニラを使用し、Charles de Gaulleもお気に入りだった郷土銘菓だという。
 歴史的建造物としての価値も高く、『the guardian』のリール特集では、訪れるべきトップ5の3位に入っているし、上海万博にも北フランスを代表して出店していたという由緒正しきパティスリー。
 来年のデパートのフランス展あたり、日本上陸したりするのでしょうか?

 

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2011年11月20日 (日)

Le Beaujolais nouveau est arrivé! 2011

            

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去年に続き、今年も絵がかわゆい。

 

par Marcel Lapierre


なんだか今年は、とてもおいしく感じた。
新酒の瑞々しさが心地よく。

日頃、安いワインばかり飲んでいるからかもしれませんね・・・。

            

 

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2011年11月 3日 (木)

OPENharvest

 

 東京都現代美術館で開催された食とアートのイベント、「OPENharvest」に行く機会に恵まれた。

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 米国・サンフランシスコのレストラン、「シェ・パニース」のスタッフがミュージアムとコラボレートし、Soil(土)・Water(水)・Future(未来)・Education(教育)などのテーマで展開するアートイベント。今回、「harvest(収穫)」をテーマに日本に初上陸した。

 「OPEN」は「畑と食卓をつなぐ食の透明性」を意味するという。

 こんな時期だから、安全な食材の重要性、オーガニック食材のおいしさはわかるものの・・・。

 「食」というテーマにこだわり過ぎると、窮屈に感じることもある。決まりもいろいろムズカシそう。ちょっとスノッブな印象もある。
 単純に、「おいしいから」だけじゃ、ダメなのだろうか。

 OPENは、そんな(意識の低い)私でも、素直に楽しめるイベントだった。

 前菜代わりに、”小林ちよこさん”が栽培したプランター植えのハーブをちぎって口に運ぶ(写真上)。ロケットやカラシ菜はもちろん、シブレットが思いの外、いいおつまみになる。指に土がついても気にしない。
 足踏み脱穀機で脱穀したり、コーヒー豆を火にかけて煎ってみたり。
 メインイベントの鹿の解体作業(写真中央)を間近に見たり。

 都会に居ながらにして、収穫を疑似体験

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 サラダ、ブイヤベース、鹿バーガー、鹿のたたき、野ハトとキノコ、魚沼産コシヒカリのおにぎり、自分で絞るミカンジュース(写真下)、デザート、八海山、カリフォルニア産バイオダイナミックワイン、コーヒー・・・アートイベントだけに、料理のプレゼンテーションはもちろん、ワンウェイの器ひとつとってもこだわりが感じられる。

 

 次はどれをいただこう? この料理に合うワインはどれ? 縁日や模擬店のようなワクワク感。『農場の少年』に出てくる垂涎(すいぜん)の”収穫祭”の場面を思い起こさせる。

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 ああ、そうだ。食べ物好きを自覚したのは、この本を読んだ時だったかも? そんなことを考えながら、アルマンゾに負けない勢いで、満腹になるまで食べ続けた。

 

 The joy of harvest is enjoying its gifts as they are.(収穫の歓びは、そのまま食べる歓びです)

 日々の食に感謝。そして、ごちそうさまでした。

 

OPENharvest: http://www.openharvestjapan.com
Foodlight-project:  http://foodlight-project.blogspot.com

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2011年9月28日 (水)

ダルタニアンのふるさとに・・・


 ポール・W・S・アンダーソン
監督の映画『三銃士』の予告編にわくわくした。
 これぞエンターテイメント。

 ご存知の通り、原作は仏作家アレクサンダー・デュマによる小説『Le Trois Mousquetaires(三銃士)』。世界的に有名な物語だが、ご当地フランスでは何度も映画化されたほか、子ども向けの絵本やアニメはもちろん、CMのモチーフになるなど、国民的小説なのだ。

 主人公、ダルタニアンの出身地は、フランス南西部のガスコーニュとかつて呼ばれたエリア。ピレネー山脈に囲まれ、大西洋に面している。

 そのなかのミディ=ピレネー地域圏にあるGersという場所でシャンブル・ドットを始めたと知人からの便りを受け取った。

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 アーティストの知人が長い時間をかけてリノベーションし、このたび完成させたB&BはLa Maison de Bazugues
 ”La chambre blanche""La chambre beige”"La chambre rouge"などと名付けられ、広々とした部屋は、シンプルながらどれも「さすが!」のシックな仕上がり。

 もちろん彼女の作品が各部屋に飾られている。

 大きなプールもある。

 写真のワークショップ(子どもむけクラスも有り)、ヨガ教室などアクティビティが用意されているから、田舎に飽きても大丈夫。

 しかも、フォアグラアルマニャック鴨料理・・・。食いしん坊垂涎(すいぜん)必至の土地ならではの料理教室も予定しているのだとか。

 なにもせず、広大な敷地をのんびり散策するのも良し(ロバが2頭!)。

 朝食付き1泊100ユーロ、2泊から。

 パリから行く週末の旅にぴったりでは?
 今度のToussaintの休暇なんていいですね。
 『三銃士』ゆかりの地を巡る旅とか。いかがですか? うらやましい。

 ○La Maison de Bazugues
  32170 BAZUGUES
  TEL:05 62661465
  Port:06 8484 5084
  mail:marie_parmentier@nordnet.fr

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